すぐに実践したい運動療法|療育の第一歩

発達障害の子供にとって療育は欠かせません。

 

療育とはことばや身体機能などに発達に遅れが見れる子供に不自由な生活できるようトレーニング、教育などを総合的に行い成長や自立を促していく事です。

 

目標は個人によって違いますが小さな成功体験を繰り返すことで出来ないことを出来るようにする事です。

 

ただし、療育は魔法でも何でもなく日々の積み重ねの結果となります。

普通は何の訓練もなくできるとこが何日も、場合によっては年単位で時間がかかる事があります。

 

夫婦で協力しながら目標をもって継続させていく事が大切です。

これからかぶまる家で実践してきた運動療法を紹介します。

どれも実際に我が家で実践し効果をみせた内容ですが発達の程度を見て親が考えて取り入れてください。

 

療育の最初の一歩は運動療法から

発達の度合いには個人差が大きいです。

誰でもそうだと思いますが、息子が自閉症と診断されて…

受け入れたくない気持ちがありました。
最初は信じられない気持ち、そして何とか治したいという気持ちが強くなります。

長男(ちびたん)は2歳になっても言葉の習得が遅く単語を少し話す程度でした。

今後の人生において人とコミュニケーションをとる手段として少しでも多く言葉を習得してもらいたい思いでいっぱいでした。

 

まわり近所の子供たちがどんどん言語を習得していくのに比べて言語を習得していかない現状に焦り苦しんでいました。

 

何がダメなんだろう?

もっと言葉をかけてあげなければいけないのか?

何か原因があるなら、教えて欲しい…。

 

発達障害は愛情不足でもはっきりした原因がある訳ではありません。

生まれ持った特性であります。

 

言葉を獲得するのが苦手だったり…、コミュニケーションをとるのが苦手だったり。

 

そんな個性を尊重しながらも、なるべく社会に溶け込んで生きていきやすいように療育を行い環境を整えていってあがる必要があります。

 

2歳の段階でほとんど発語がなく、3歳でかろうじて単語が出る程度のちびたんですが療育を繰り返す中で、今では本当によくしゃべる小学生に成長しました。

 

もちろん、よくしゃべりはするものの言葉にこだわりがあったり、イントネーションがおかしかったり、コミュニーケーションが苦手だったりいろいろ問題はありますが、それも長い目で見れば絶対に改善していくと信じています。

 

なぜなら人は成長するものです。

できない事に対して右からアプローチし、左からアプローチし、それでもダメなら上からアプローチします。

 

時間はかかります。

3歩進んで2歩下がるみたいな状況が続きますが療育は続ける事が大切です。

 

それでは、地域拠点の専門医や言語聴覚士の先生と相談しながら家庭でも行える運動療育を行ってきましたのでご紹介します。

 

アスレチックで全身の体幹を鍛えましょう

講談社さんからでている、「発達障害の子の感覚遊び運動遊び」は、何をしていいかわからない私にとって先生の役割をはたしてくれました。

 

ボロボロになるまで読み込みました。

 


発達障害の子の感覚遊び・運動遊び 感覚統合をいかし、適応力を育てよう

この本にはどんな療育を行えばよいかひとつひとつ具体例をあげてわかりやすく説明してくれています。

はじめて療育をしよう、と思っている方にぴったりだと思います。すぐに家庭でできる療育なので、即実践に移せるかと思います。

 

例えばスポンジやヘアブラシを使った感覚遊びなどがたくさん紹介されていますので実践できそうなのからどんどん実践していけば良いかと思います。

さまざまな療育法を取り入れ実践していきましょう!

 

姿勢を維持するのが苦手、いつもふにゃふにゃしてしまいます。
どうしたらいいのかな?遊びだ!!

これなら出来ると、毎日のようにアスレチックに通い、家の中にアンパンマンのジャングルジムとトランポリンを購入しました。

楽しみながらできる事、続けることが大前提の療育は家でしないと始まりません。

時間の許す限り、とことん遊びましょう。

 

療育っていっても子供と遊ぶ事と大差はありません。

 

無理だよ、危ないからは、極力避けて、危険がないようにだけ見守りました。

アスレチックは全身を使った感覚遊びです。

 

まずバランス感覚がやしなわれます。

上ったり下りたりする事で空間認識の能力も養われ、さまざまな公園の遊具で遊べるようになっていきます。

 

そしてボディイメージ
自分が思ったように体が動かせるようになり、同時に脳の発育にも繋がります。

全身を使い続ける事で体幹を鍛え姿勢が良くなります。

 

幼稚園の入園前から小学校就学前まで大活躍でした!
さすがに小学生になると体も大きくなり幼児用のアスレチックでは遊べなくなりましたが…。

何しろ家でアスレチックができるのですからね。

 


アンパンマン うちの子天才 カンタン折りたたみブランコパークDX

 

このセットはすごいですよ。

家庭でジャングルジム、ブランコ、滑り台で遊ぶことができます。
工夫次第でいろんな遊びができます。

 

幼児期にアンパンマンのアスレチックで遊ぶことで…

① バランス感覚が養われる
② 空間認識が向上していく
③ ボディイメージをつかめるようになる
④ 体幹を鍛えて姿勢が良くなります

幼児用のアスレチックで物足りなくなったら公園に行きましょう。

公園には年齢に合わせたたくさんの遊具があります。

親が子供の発育状況をみてどんどん公園で一緒に遊びましょう。

 

最初は公園を歩く事から…そして砂場あそびと遊びの幅を増やしていきましょう。

 

体がしっかりしてくると滑り台も、ブランコも鉄棒もターザンロープもなんでもトライ!!

 

普通の子は、できて当たり前なんですが息子の場合は、回数を重ねる必要がありました。

慣れるのに時間がかかってもひたすらトライをし続けました。

もうできないのかな、無理なのかな…とあきらめかけた時いつの間かできるようになっていた事が多かったです。

 

療育にはかかせないトランポリン

トランポリンも非常に役に立ちました。

 

自閉症の子はよく飛び跳ねます。

うちのちびたんも嬉しい時や興奮するとピョンピョン跳ねていましたね。

 

私は幼児期、この動作が自閉症の特徴的な行動に見えて嫌悪感を覚えていました…。

ただ、本やネット調べたり、普段の行動をみているうちに考えは変わりました。

「無理に跳ぶ動作を抑え込むのは良くない。それより好きなだけとばさせてみてはどうだろう?」

 

社会的に問題ある場面でのみ、飛ぶという行動を注意します。

逆に家では好きなだけ自由に飛び跳ねさせてあげる事にしました。

 

飛べるだけ飛んでみてくれ。

どうせ飛ぶならトランポリンで飛んだほうが楽しそうだし、体力もつくだろうとトランポリンを購入。


トランポリン

 

トランポリンはダイエットに利用されるくらい体力が消耗します。

ちびたんは飛ぶ事が好きだから10~20分くらい平気で飛び続けます!

 

トランポリンは療育の現場では必ず取り入れられているくらい有名な運動療法です。

家庭でも取り入れる事で脳の発達に刺激を与えてくれます。

 

トランポリンでどんどん脳に刺激を与え脳の覚醒を促してください。

 

脳にはものすごい数の神経回路が通っておりそこを刺激してくれる事で運動面のみならず言葉の遅れや多動の解消などが期待されます。

言葉の遅れを取り戻すのは言語療法と並行して運動療法も行う必要があると思います。

実際にうちの子が言葉が増えた場面はなんとトランポリン中だった事が何度かありました。

 

はじめは「きゃぁ」みたいな、喃語がトランポリン中によく出たし、年齢を重ねると「1・2・3」とトランポリン中に数えたり。

 

 

トランポリンは間違いなく発語を促してくれたのだと確信しています。

 

最後に。トランポリンは相当持久力がつくようで、小学校に入ってマラソン大会でまわりの子に負けずにがんばって走り切ってくれる姿を見て感動しました。

 

だてにトランポリン飛びまくっているわけじゃないからね。

 

悩んでいる暇があれば公園に行こう

公園遊びは最高の療育、昔からそう思ってましたし、今でもそう思います。

ぜひ家族で公園にでかけましょう。

お弁当、お菓子、水筒を持って大型公園へ足を運べば半日は公園で遊べます。

禁止されていないようでしたら…サンシェードやピクニックシートを使って食べるお弁当はひとしおです。


サンシェード テント

ちびたんがまだ入園するは公園にいってもなかなか上手に遊べませんでした。

まわりの子が上手に遊具を使って遊んでいる姿を見てへこんだりもした事がありますが、それ

でも公園に通い続けました。

 

幼児は公園で何をすればいいの?

ちびたんが公園で遊具に興味を示さずに落ち葉や小石に興味を持つ時期がありました。

 

 

「おいおい、もっと遊具で遊んでくれよ。

みんな大きな声で叫んで遊んでいるじゃないか。」

 

 

そんな気持ちが大きかったですが、一番大切なのは好きな事をやらせてあげる事。

石を並べたいのならとことん並ばせてあげればいいのです。

それこそ親も一緒に並べてあげてどれだけ長くなるかチャレンジしてみるくらいでいいと思います。

 

親は自閉症の特徴的な行動を制限させようとしますが違います。

 

人に迷惑をかけないなら、ぜひ好きなだけ好きな事をさせてあげてください。

それが子供にとって一番落ち着く行動であり、長い目で見れば成長につながるという事です。

親も一緒になって一緒に楽しんでみればいかがですか?

 

そういえばちびたんは電柱や水道にすごく興味を示してなぜ遊戯に興味を示さないのか悩んでいましたし、注意もした事があります。

 

でも、気づけば電柱にも水道にも一切興味を示さず、今は遊具で目一杯遊んでくれています。

悩む必要もなければ、注意する必要もなかったのですね…。

 

暖かい目で見守ってあげるのが大切です。

ピクニックシート

 

大切なのは子供?それともプライド?

大丈夫です。

年齢を重ねていくうちにだんだんと興味も広まっていきます。

そのうち砂場が好きになり滑り台が好きになり、ブランコが好きになります。

 

 

うちの子は発達障害ですが公園王です。

そのうち、「公園王に俺はなる」なんて言わないか心配です…すみません、冗談です。

 

何年にもわたりさまざまな公園に通い続け好きな事をさせてあげたので、今では誰よりも活発に公園で遊んでくれています。

 

最初は公園に行って歩くだけでいい。

そんなつもりでぜひ公園に通いつめてください。

 

大切なのは何ですか?

子供が公園で喜んで遊ぶ事じゃないですか?

好きな事をして目を輝かせ心から楽しむ事じゃないでしょうか?

 

例えまわりと違っても他人に迷惑をかけていないなら自由に遊ばせてあげましょう。

公園は自閉症や発達障害の子が自分らしさを存分に発揮できる場所なのですからね。

 

自閉症の子の行動はまわりとは少し違う場合が多いです。

でもその度に注意したり怒ってばかりいると自尊心は失われ、何事にも積極的になれなくなります。

公園の大きなグランドでは好きな事させてみてあげてはいかがですか?

 

もしまわりに迷惑になりそうな時や危ない時だけしっかりメリハリをつけて注意してください。

 

まわりの子と比べてしまうなは親なんですよ。

そんな事くらい跳ねのけて公園にいきましょう!

 

おりゃーって声をあげて気持ちを奮い立たせましょう!

 

もう一度言いますが公園遊びこそ最高の療育なのです。

 

公園で社会性を身に着けていく

幼児期は好きな事していれば良いですが大きくなってくるとさまざまなトラブルにみまわれる場面がでてきます。

 

ルールや順番を守り公園で遊ばなければいけません。

 

社会で生きて行く以上ルールを守らなければいけないのは公園だって同じ。

もし順番待ちという概念が備わっていなかったり自制が効かない場合はトラブルが起こります。

うちでも順番待ちで泣いたりわめいたりした事があります。

 

そこは公園であろうと自由にはできません。

しっかり注意をしたり絵カードで行動を示しましょう。

それでもダメなら一時的に公園を撤退しましょう。

 

それを繰り返し、ルールや社会性を学んでいくのです。

親はめちゃくちゃ疲れますがそれでも子供は成長していきます。

 

ちびたんも何度かトラブルを繰り返すうちにきちんと順番に並ぶようになりました。

小さい子が滑り台をすべっていると滑り終えるまで待ってあげる優しさも覚えました。

 

公園は社会性をはぐくむ場所でもあります。

 

以上、かぶまる家で実践してきた運動療法をご紹介しました。

 

どんな遊びや療育が必要かは親が一番わかっているはずです。
子供の成長に合わせてどんどん運動をさせていってあげてください。

 

 

他にもかぶまる家ではいろんなところに出かけていますのでよければ次の記事もご参照ください。

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子供の発育で悩んでくよくよしている暇なんてないですよ。

いっぱいやってあげたい事はあるはずです。

 

 

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