2歳になっても言葉が少なかったら早めに相談を|言葉の遅れとやるべき事

子供の発育に関しては心配が尽きません。まわりの子供とついつい比較してしまいます。その中でも言葉の遅れに関しては、親に重くのしかかってきます。

特に2歳を過ぎてもなかなか言葉が増えてこない場合は、かなり深刻な悩みです。私の子も2歳になっても数個の単語をしゃべるのみで、いつになったらコップの水があふれるように言葉を発してくれるのか待ちに待った記憶があります。

言葉の遅れをネットで調べて出てくる自閉症や発達障害という文字が、胸に突き刺さります。このかわいい子がまさか自閉症?想像したくもありませんが、心配は膨らんでいくばかりです。

 

実は2歳~3歳の言葉の遅れだけでは発達障害かどうかもわからないし、その後急激に言葉が増える場合もあります。見えない未来にひたすら心配ばかりが大きくなってきます。

 

言葉を話しだす年齢は?

早い子は1歳を過ぎるとポツポツ言葉を話し出して、言葉を使ってコミュニケーションをとろうとします。特に友達や近所に同年代の子供がいて、まわりは言葉が出ているのに私の子はまだしゃべらない状況というのが、最も苦しい状況と言えます。

ちびたんもずっとまわりの子から比べると言葉が遅いので親としては心配し続けました。親として苦しい状況は続きました。

また検診でも、言葉の遅れが指摘される場合がありますが、毎日接している親なら気付いているはずです。ただ言葉の発語に関しては一番個人差が大きい部分でもあり、すぐにイコール発達障害と決めつけられない部分もあります。

もし、発語に関して心配な事があるなら市町村の発達支援センターに相談して早期に療育を開始する事です。

療育は早ければ早いほどその効果が著しいと言われています。また療育は発達障害のみならずすべての子供にとって意味ある事です。言葉が遅れている事実があるなら発達障害の診断はとりあえずおいておいて、療育を開始される事を強くおすすめします。

 

 

言語の発達と男女差

女の子の方が発語に関しては早いのは、確かなようです。幼稚園などでも女の子は3歳から口が達者な子が多いのにくらべて、男の子はのんびりとしゃべっている子が多かったと思います。

これは大人になってもその傾向はあると思います。女性は3人いればエンドレスで話が続きます。いつ終わるのか心配になるくらいおしゃべりをされますが、逆に男性の場合はそんなにヒートアップする事は少ないようです。また趣味も男性は釣りやプラモデルなど一人で黙々とする作業に没頭する事が好きだったりします。

なので小さな男の子も何かに集中していて、問いかけに答えられなかったりする場合もあるでしょう。

いわゆる男性脳、女性脳の違いはあります。特に男の子は全体的にのんびりした成長傾向が見られます。

 

 

言葉遅れの原因

言葉の遅れにはいくつかの原因が複雑に絡み合っています。普通は自然と耳から聞いた言葉をインプットしていきます。インプットされた量が一定量越えたら少しづつアウトプットされていきます。

 

発語の成長には個人差がある

当たり前ですがある時期にみんなが同時に話し始める訳ではありません。10人いれば発語の時期はみんな違います。早い子もいれば遅い子もいます。

大人だってみんな個人差ありますね。おしゃべりが大好きな人から一人でいる事が好きな人までいろいろです。

大人でさえ今の自分の気持ちを、上手に表現できない事はよくあります。言葉が出そうで出てこないもどかしさは誰もが感じた事があるはず。幼児なら尚更です。自分の気持ちを言葉で表現するのは難しいから、泣く事で親の気持ちをこちらに引き付けようとします。

運動が得意な人がいれば、運動が大の苦手な人までいます。得意不得意があって当然で、発語に関しても個人差は多いところになります。このように言葉のアウトプットに関して早い子もいれば、遅い子もいます。

 

そもそもインプット量が少ない

言葉はまわりの話しかけで赤ちゃんの脳で自然にインプットされています。そして言葉のインプット量がある一定の達すると自然に発せられる事になります。

なかなか言葉が出てこない場合、アウトプットの個人差の可能性もありますが、そもそもインプットの量が少ない可能性があります。

言葉を理解するにはやはり量が物をいいます。耳から聞く言葉の量が少なければ、アウトプットの時期に来ても言葉を出しようがありません。言葉をアウトプットするには十分なインプットがあってこそなのです。

機会がある度に子供にたくさん話しかけてあげる事が必要になります。単純な言葉を場面に合わせて繰り返して語ってあげましょう。「ねんね、しようね。」こんな感じで愛情込めてゆっくりたくさんと。

またたくさんの絵本を読み聞かせてあげましょう。赤ちゃん用の絵本は興味を持ちインプットに必要な言葉がたくさん並んでいますのでぜひ活用しましょう。機会があれば外にも連れていってあげましょう。外の世界は、赤ちゃんにとって生まれて初めての刺激が、いっぱいあります。家の中にいては聞こえてこないさまざまな声や音であふれています。

よく幼児期の発語はコップに例えられますね。インプットは水の量。たくさん話しかけてあげる事で水の量はどんどん増えていきます。コップの大きさは人それぞれですが、大きいコップの子は語彙力をうちに秘めている状態です。いずれたくさんの水はあふれる時期がきますので、悩んでいる暇があればいっぱうコミュニケーションをとっていきましょう。言葉の遅れが気になり始めたら、ぜひ意識的にインプット量を増やすことを心がけてみてください。

 

同じ言葉でもここまで違う

幼児期の子供にとって、言葉のインプットが重要な事はわかっていただけたかと思います。

しかし、近年、言葉の遅れがが気になる子が増えてきたと言われますが何故でしょうか?今はインターネットやスマートフォン、DVDなどで事実上、映像が見放題の状態になっています。

幼児期の子供はさまざまな事に興味を持ちます。すべての物に手を伸ばし、口にしてみたり、なんでもありな状態で親も大変です。よく動きまわるし、親の興味をひこうとすぐに泣き始めます。それはそれは大変ですよね…

でもそんな手のかかる子供をおとなしくさせる魔法のツールがあります。それがアニメや幼児番組です。映像の動きに興味を持って子供は画面に釘付けになります。

あれだけ賑やかだった子供がピタッとおとなしくなるのでテレビやインターネットは大活躍します。自分の時間を大幅に増やすチャンスだからです。

親としてみればこうしたアニメやテレビ番組は非常に助かりますし、家事や自分の時間を持てるようになって、ついつい頼りがちになってしまいます。しかし残念ながら子供にとって長時間のテレビ番組は悪影響が出てしまいがちです。

同じ言葉でも人から話しかけられるのと、テレビの音声が垂れ流されているのでは、まったく違います。テレビのスピーカーから流れてくる声を聞いているだけで、一方的な受け身のコミュニケーションとなります。一見、言葉が耳から言葉が入ってきてよいインプットの機会になるかと思われますが、お母さんやお父さんが子供の目を見て話しかけてあげるのとは全く違います。

親はその状況に合わせて、子供の為に言葉を語り掛けます。子供は親をみています。どういう状況でどうやってしゃべっているのか自然に見ているのです。お互いに向き合ってしゃべる事で口の動きから表情まで、細かいところまで脳にインプットされていくのです。

いないいないばぁ!とゆーくり子供の顔を見て喜ばせてあげる事こそ、コミュニケーションでありインプットとなり得るのです。シンプルな言葉で子供の為に語り続ける事で、コップの水はどんどんためっていくのです。

 

どうやって言葉をおしえてあげるのか?

難しく考える必要はありません。大昔から人類は親が子供に話続ける事で言葉を教えてきました。ゆっくりと優しい気持ちでたくさん親の気持ちを伝えていきましょう。

言葉を覚えるに、言葉だけではなかなか理解する事は難しいです。イタリア語でmeleと言われても我々にはさっぱり理解できませんが、「りんご」を指さしながら言われるとわかるのではないでしょうか?

 

「このりんごあかいね」「りんご食べてみようか?」「りんご、おいしいね」とりんごを指さしながら繰り返し何度も話しかけてあげる事で、りんごに対する理解が深まってきます。この語り掛けには何も実物でなくても大丈夫です。

 

果物の絵本でも言葉を教えてあげる事が可能ですし、買い物先でも「りんご」を教えてあげる事はできます。

昔はおじいちゃんおばあちゃんなど大家族で家庭が構成されていました。子供は知らず知らずのうちに言葉のシャワーを浴びていたものです。核家族世帯ではお父さんが仕事に出ていけば、子供とお母さん二人では、やはり言葉の数は少なくなってしまいます。

さまざまな幼児絵本読み聞かせ会やコミュニティに参加して、言葉を聞かせるという事に意識をおきましょう。

 

 

不安になりがちな発達障害

言葉の遅れの原因の多くは個性のうちであったり、年齢の経過と共に気にならなくなる場合がほとんどですが、発達障害が原因でインプットに力が弱く言葉に遅れが生じている可能性もあります。

 

言葉の理解度に注意してみる

単なる言葉の遅れと発達障害による言葉の遅れによる違いは、言葉として脳にインプットできているかどうかにあります。つまり言葉の理解度ですね。

例えば「ドアを閉めて」、とお願いしてドアを閉めてくれるようなら、言葉として意味を理解できているという事になります。

ミニカーを目の前において、「車とって」とお願いして、車をとってくれるかどうかを見てみましょう。

青と赤のカードを用意して「赤いのどっち」と聞いて赤を指すようでしたら色の認識までできているという事になります。

言葉の遅れが気になる場合、言葉をどこまで理解をしているかに注目してみましょう。言葉の理解が進んでいるようなら、言葉が出てくるまでもうあと一歩のところでしょう。逆にこちらの言葉に全く反応しない場合は、言葉を理解していない場合があります。

言葉が出るには段階があります。まずは言葉がインプットされて、脳の中で言葉が蓄積され、相手に伝えたいという気持ちからアウトプットがはじまります。発達障害の場合、聴覚によるインプットが苦手で、相手に伝えたいという思いが弱かったりします。

もし、言葉が発語が遅れていて、言葉の理解も進んでいないようでしたら、専門的な療育でインプットから強化していく必要があります。

早期の療育開始が実を結びます

発達障害における一番の特徴は言葉の遅れがあげられるのもまた事実です。

おそらく2歳~3歳の言葉の遅れに関しては、時間の経過と共に言葉が出てくる事を切に祈り、発達障害を信じたくない思いでいっぱいかと思います。

私自身もちびたんに関し、そのことで本当に苦しみ続けたてきました。大切な子供が障害を抱えているなんて信じたくない。その思いは痛いほどよくわかります。私の経験からアドバイスできる事があれば、「発達障害かどうかは差し置いて、とりあえず療育を開始してみましょう。」という事です。療育で行われる事は脳の活性を促す事であり、すべての子供にとって意味のある事です。

療育を進めていくうちに、問題がないとわかる事もありますし、万が一発達障害を抱えていても幼児期の療育は大きな意味を持つ事になります。専門家と相談しながら施設や自宅でトレーニングを繰り返し言葉の獲得を目指していく事になります。

一番避けたいのは専門家から療育を勧められても、かたくなに拒否し続けて時間だけが経過していくという事です。ずっと発達障害を認める事から逃げ続け、幼稚園の入園、就学まで何もせず過ごしてしまう事です。

療育で一番伸びるという時期をみすみす逃してしまう事になります。言葉の遅れに対する療育方法もたくさんあります。視覚化・構造化で環境を整えてあげて、ABAやPECSを使って言葉のインプットを強化していくトレーニングもあります。

例え発達障害であっても充分に療育を行う事によって成長を促す事が出来ます。大切なのは一番療育の効果が期待できる幼児期に、その子の持っている能力の限界まで伸ばしてあげる事ではないでしょうか?

言葉の遅れに対しては早期発見、早期療育の開始がなにより重要で、親の不安も取り除かれていく事でしょう。もし、少しでも言葉の遅れが気になっているならまずは地域の発達支援センターや小児科医に相談してみましょう。そしてできる事をどんどん実行して行く。実際に施設で家庭で療育が始まれば悩む時間がないほど忙しくなるものです。

 

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