療育における視覚化・構造化が必須な理由をわかりやすく説明します。

今回は療育において視覚化・構造化が何故、必要なのかわかりやすく具体例をあげて説明してきます。

発達障害でも生活を送りやすい環境を整えていただければ…と思っています。

 

私は発達障害は個性のひとつと捉えています

発達障害で生きにくさを感じるかもしれないけど、何も悲観する事ないと思います。

ちょっとした工夫やまわりの理解でなんとかなるもの。発達障害って昔からあった訳だし、今は昔より環境を整えやすくなっています。

長男が発達障害と診断された時は…

「いや違うでしょ。たぶん成長したら普通の子になるはず。」

と信じられませんでした。しかし今から思えば現実から逃げていたのでしょうね。

 

 

普通の子と発達障害を背負った子

「うん?」
ふと思ったのですが普通の子ってなんでしょうか。

「普通に学校にいけばいいのでしょうか?」

余程重い障害でない限り親が強く希望すれば学校は受け入れてくれます。
私は社会性を育てつつも支援が欲しいので地域の学校の特別支援級を選びました。

半分はみんなと同じクラスで授業を受け半分は支援級で勉強がんばってくれています。

 

「友達ができれば普通?」

ちびたんはコミュニケーションを苦手としていますが学校の人気者です。
ちびたんは学校のみんなが好きだし、みんなもちびたんと遊んでくれています。

またにトラブルも発生しますが、学校ぐるみで対応してくれてますしそれもまた社会勉強です。

 

「普通に就職できれば普通?」

今は各企業障害者雇用を促進しています。簡単な指示に従って軽作業ができるなら就職もできますよ。そういや私の会社にも発達障害の方はいますし、頑張って働いてくれています。

今や、障害者の社会進出は当たり前になっています。

 

「普通に恋愛して結婚して欲しい?」

いやいや、障害があっても結婚してる方はたくさんいますし、障害がなくても独身をつらぬいている方もたくさんいますよね。

 

はっきりいいますが、人生を幸せに生きていけるかどうかは発達障害関係ないです。

障害がなくともいじめや不登校はありますし、障害があっても前を向いてひたむきに生きている人はたくさんいます。

大切なのは子供と向き合い今、抱えている困難に共に立ち向かっていく事なんじゃないでしょうか。

 

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そもそも視覚化・構造化って

以前ちびたんの主治医からスケジュール管理の構造化を勧められたら事がありました。ホワイトボードなどに1日の流れを掲示して理解を促していく方法で自閉症や発達障害に有効な手段の一つです。

こんな感じですね。形式はさまざまあります。

出典:障害や発達に弱さを持つ子どもたちの社会性とコミュニケーション力をはぐくむ

すかさず私は主治医へ問いかけました?

「構造化して何の意味あるのですか?」

「スケジュールにそって声かけていくのじゃダメなのですか?」

と聞きました。本当にこの構造化がどうして療育において有効なのかわからなかったからです。

 

逆に主治医から聞き返されました。

「我々大人が自分で処理しきれない予定がある時はどうやって管理しますか?」

私は…
「手帳に書きますかね。一目で予定が把握できて助かります。」

 

返ってきた答えは…

「同じですよ。構造化するという事は処理しきれない部分を助け、理解を促していきます。」

 

例えばスケジュールがホワイトボードに書いてあり一目でわかる事で脳が順序立てて処理できるようになります。

大人も処理しきれない予定があるときに補助できるツールがないと困りますよね。

 

脳天叩かれた気持ちでした。

 

そう。

子供目線での手帳なんですね。

よりわかりやすく脳が処理しやすいようにこのような形をとる事が多いです。

 

構造化によってスケジュールや内容が把握でき、頭で処理されます。

今後の予定がわからずに不安でいた気持ちが、予定をわかりやすく提示される事で落ち着いて物事に取り組めるようになるのです。

 

他にも物を片付ける場所を構造化するのも発達障害の療育でよく使います。

はい、私たちも同じですね。
片付ける場所が決まっているから部屋は整理されています。

一目で片付ける場所がわかるように構造化してあげ徐々にステップアップしていけばいいのです。一目でわかるから迷わず片づけられます。

できないからできるに、変わる瞬間でもあります。

 

出典:宝塚発達コミュニティ『花』 ホームページ

 

それを言うと私のパソコンのデスクトップごちゃごちゃしすぎて目的のファイルが見つけられません。

構造化により身の回りの片付けをきちんと覚えた、ちびたんの方が優秀だと思えてきました。

 

大人でも片づける場所が決まっていないと、どんどん散らかっています。

部屋がなかなか片づけられない方は大人でも構造化を取り入れれば生活がしやすくなりそうですね!

オールカラーで即実践につかえる教材で、実際に家庭で使えるものばかりです。

ちょっとしたアイデアで物事への理解は深まるものです。

 

 

視覚化・構造化は特別な事ではない

よく療育では視覚化や構造化が使われますが、それは大人の世界でも形をかえて行われています。脳が処理しきれないならそれを助けてあげる工夫をします。その子に合わせて行ってあげる事が重要です。

視覚化や構造化も成長に合わせてステップアップしていきましょう。

子供が情報を処理しきれないのに、視覚化や構造化をしてあげない。

それを自分におきかえると…手帳やスマホ、カレンダー、時計は持っちゃダメですよ。

先の予定まで頭で全部覚えて処理してください。

でも忘れちゃいけませんよ!

今日からこの棚と引き出しは使わず、全部このダンボール箱に放り込んでください。片付ける場所はすべてこのダンボールです。目的のものが見つからなくても文句言わないでください!

そう言われて生活するようなもの。

どうですか?
生活はしにくいし、仕事でもミス多発させそうですね。

 

発達障害の療育ではカードを使った視覚化が非常に有効ですが、視覚化が有効なのは大人の世界でも同じです。

視覚化なんて仕事でも使いまくってますよ。

部下が報告をしてきても、言っている内容について理解できない事があります。

「ごめん、理解できない。簡潔に紙に書いて」、とお願いすることありますがこれが視覚化の一種です。

図面化するとさらに理解は深まります。

立ち入り禁止の場所を言葉でみんなに説明するよりも三角コーンを置いて立ち入り禁止表示をでかでかとした方が伝わります。

上司は今月の目標額は3000万!と口でいいつつアチコチに紙に書いて『目標額3000万』と貼りますが、これも視覚化です。

 

究極の視覚化は信号機ですね!

誰が見ても一目でわかる!そしてシンプル。

自分の子供のレベルに合わせて視覚化、構造化する事の大切さがわかっていただけたのではないでしょうか?

より理解しやすくなり、生きやすくなる事でどんどん成長が加速されていきます。

発達障害を抱えていても上手に環境を整えていく事で、まわりと同じように生きやすくする必要があります。その手段の一つなのです。

 

ブログも視覚化・構造化がなされている

文字ばっかりで改行もされていないブログを見て読みたいと思いますか?

きちんと段落が区切られていて、文章の長さも適当なところで切ってある方がテンポよく読めていきます。

写真や図が入っている方が見やすいのも言えますね。

 

相手の気持ちになると自然と組み込まれていくものです。

発達障害を背負っている子をよく観察してください。そしてどこの何が苦手なのかを見極めたうえで進めていけばいい訳です。

私もちびたんが生活しやすいようにするだけでなく、読者のみなさまが記事を読みやすくする為に視覚化と構造化をしっかりしていきたいと思います。

 

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