言葉の発達にはインプットがかかせません|発達障害の療育方法について

幼児期の発育に関して言葉の発達の遅れに注目しましょう。

 

というのも自閉症や発達障害の特徴の一つに言葉の遅れや言葉の使い方の問題が現れます。

 

言葉の遅れについてですが、一言で言葉の遅れと言っても、その程度や特徴は千差万別なのです。
私たちそれぞれ別人格であるように、子供の数だけ特徴が細かく違ってきます。

その中でもはやり共通点や療育の有効性など特徴が一致する部分も多いのです。

 

 

言葉の習得は最重要課題

実際に幼児期の親御さんにとっては、言葉の遅れはものすごく気になる部分なのです。

私も、ノイローゼになるくらいに気になっていましたのでよくわかります。

 

 

なぜなら「言葉の習得」は、今後の人生において大きな違いをもたらすからです。

本人にとってはもちろん、親にとっても人生を左右するくらい大切なスキルの一つといえるでしょう。

 

 

もちろん、どんなに努力しても言葉が習得できない方もおられます。

その一方で「この子は今後、しゃべることはない」と医師から宣言された後から言語を習得された方も多数おられるのも事実です。

特に幼児期の診断結果はよく覆る事があります。
それだけ、幼児期にはのびしろがあるという事でもあるのです。

 

中学生くらいになって別人のように成長したっていう話は聞きません。

ひと言もしゃべらなかった子がうるさいくらいにおしゃべりになったなどの事例は、やはり幼児期から小学校の間までがほとんどかと思います。

 

実際に我が子も近所の小児科の先生から自閉症の診断をくだされ発語がないのでサポートに力をいれていくように言われました。

また地域の療育センターの方からも言葉の獲得が難しいと言われました。

一方で、個別でみてもらった言語聴覚士の先生には訓練次第で言語の獲得は十分に可能、これからどんどん伸びていくと言われました。

幼児期の子供の見立てには人によってこれくらい差があるのです。

 

親とすればもちろん、言葉を獲得してもらいたい。
ひと言でも多くしゃべってもらいたいという強い思いがあります。

 

 

言語の獲得には個人差があります

実際にどれだけ言葉を獲得できるかは人によって違います。

 

私の子供の体験談は数多くいる子供のうちの一例でしかありません。

しかし、同じ悩みを抱えている多くの親御さんにとって一つの良い情報にならないかと言う思いからこの記事を書かせてもらいました。

 

 

長男のちびたんは言語を獲得するのが非常に遅かったです。

1歳過ぎたあたりでも発語がなく、2歳過ぎてようやくポツポツと単語がでるかでないかです。

 

普通、この時期の子供でしたらあふれるくらいに言葉を習得していくのが普通なのですが、ちびたんはポツポツとしゃべる程度の単語からなかなか増えていきません。

 

まわりの子は2語文、3語文とどんどん言葉が増えていき、自由にしゃべっていくのに対してちびたんはほとんどが喃語で何を言っているのかわかりませんでした。

 

しかし、必ずこの子は言葉を習得すると信じてインプットを継続して続けました。

インプットとは「りんご」を見て、りんごと理解する事ですね。
言葉はまずインプットから始まります。

 

 

諦めずにインプットを継続していく

親がたくさん話しかけてあげて、頭の中で言葉で一杯になった時に発語として現れると言われています。

 

例え、発語がなくてもインプットを続けて言葉を覚えていってもらう事が重要だと思っていました。

母親は子供に話しかける機会を意識的に増やして、私は自作カードでいろいろな単語や言葉を語り掛けていってあげました。

 

ちびたんの場合、特徴としてインプットはされても、アウトプットが苦手という部分があるみたいでした。

 

りんごとバナナをおいて、りんごどっちと聞いたらりんごを取ってくれた事をよく覚えています。

またドアを閉めてと言えばドアを閉めてくれます。

 

 

つまり言葉を言葉として理解している。

あとはいかに理解した言葉を吐き出すかにかかっていると思い家庭内療育を続けました。

 

 

インプットの幅を広げていく

「インプットがあふれると言葉が出るなら、言葉がでるまでインプットを増やしていこう。」

 

そう思い、ちびたんにはいろいろな言葉を教えました。

 

りんごっていう言葉を教えるだけではありません。

 

りんごはくだものだよ。

りんごはおいしくて食べたら元気がでるんだよ。

りんごに色は赤いね。

まるくてツルツルしているね。

 

親が一人でりんごの連想ゲームをするがごとく幅広く言葉を教えていってあげました。

つまり、りんごをりんごとして教えるだけでなく、りんごを通して幅広い世界について教えてあげようと心がける事が重要になります。

 

深く考える必要はありません。

愛情持って子供にたくさん話しかけてあげれば、自然といろいろな事を教えてあげているものです。

それは幼児期でも小学校に入った今でも同じです。

 

工夫して話しかけてあげる

それならと子供にしゃべりまくって井戸端会議のようにマシンガントークを繰り広げればいいのかと言えばそうではありません。

 

私たちが異国の地にいって話を聞いてまったく理解できないのと同じです。

 

インプットやアウトプットの弱い子供には少し工夫をしてあげる事が大切です。

 

自閉症や発達障害の子供は視覚優位と言われています。

ただ話しかけるより、具体的な物などを示しながら話をしてあげましょう。

 

先ほどの例でしたら、ただりんごについてしゃべるのではなかなかインプットできません。

できれば現物のりんごを目の前に子供のりんごを手に取らせて話しかけてあげましょう。

そして一緒においしいりんごを食べながらりんごについてしゃべりたいものです。

 

何もかも現物を用意するのが難しいでしょう。

そういう時はカードが有効です。

 

実際に療育の現場ではカードやスケジュール表などを使って言葉の構造化がなされています。

 

その子の理解力に合わせて嚙み砕いてわかりやすく教えてあげる事で理解を促せます。

理解が深まる事で発語のスピードがあがっていくのです。

 

 

子供の為にできる事をやっていこう

とことん子供の立場になって寄り添って考えてみてください。

私たち夫婦も腹をくくって子供の為にできる事はなんでもやってきたと自負できます。

やるかどうか迷っている間はなかなか行動に移せませんが、一旦やると決めたら突き進むしかありません。

 

寝る暇を惜しんでカードを作ったしPECSの教材も作り続けました。

 

親のできる限りの愛情を注いですくすく成長していってもらいたい。
何もしないで後々、後悔するならできる事を全力でやっておこう!

 

<おすすめ教材はこちら→幼児期からずっとポピーを利用しています|おすすめの月刊教材です

 

 

療育する方法はいろいろあります

我が家で特に取り組んだのはABAとPECSでした。

 

自閉症の療育について調べたところ、結局いきついたのはこの2つです。

 

中には科学的根拠のない親の不安を煽った商売がたくさんされているのも事実です。

 

個人的に「自閉症は治る」と言い切っている方法は疑問を持った方がいいとアドバイスしておきます。

自閉症は決して治るわけでなく、療育でまわりの環境に適応できたり知識がついてきた結果でしかありません。

結果として治ったように見える事もあります。

 

特にキレーションといったサプリなんかがネット検索の結果として多くでてきます。

まるで自閉症が嘘のように治ると書かれているサイトがたくさんあります。

 

親は藁をも掴む思いで光を探し続けますが、一度冷静になって本当に自閉症がサプリメントで治るのか自問自答してみてください。

 

私は自閉症の専門家ではないので断言できませんが、本当に効果があるのか?医学会で推奨されているのか?信頼できる専門医に相談されてみる事をおすすめします。

 

逆にABAやPECSは普通に教育や子育てにも応用できる方法だと気付くはずです。

なんら特別な方法ではなく当たり前の事を、とことん噛み砕いて子供にとって理解しやすい環境で教えていくという事になります。

 

子供は確実に成長していきます

親にとってABAやPECSは結構、負担のかかる療育となります。しかし、それらを乗り越え、成長した子供を見た時、昔を懐かしむことができるようになります。

 

あの時頑張っておいてよかった。

そう思えるように今できる事をしていきましょう。

 

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