株式市場で資産を築くには、割安株と成長株を見分けて、使い分けていく必要があります。
普段は配当株や割安株など比較的安全な銘柄を保有し、資産を守っていく事を基本に据えています。
しかし、急成長しそうな成長株を見つけ出した時は多少、指標が高くても飛びつきたいですよね。
目次(お好きなタイトルからお読みください)
成長株を探し出すのは難しい
企業が成長しそうかどうかって見極めが難しいですね。
まずは気になる企業を徹底的にリサーチしていく事から始めるかと思います。
企業IRを読みながら、ネットではどのように評価されているかも調べていきます。
特にTwitterやヤフー掲示板は見ておきたいですね。
その上で天秤にかけて、成長が期待できると信じられるなら株を保有していいかと思っています。
ただ、長期に渡って成長を続けられる企業を探し出すのは至難の業です。
石ころな中からダイヤモンドを探し出すつもりで、のぞまなくてはいけません。
購入前にチェックしておきたい点
どのような成長プランを示しているか
例えば一部地域の企業が全国展開を目指しているとか、新開発でトップシェアを狙うとか。
誰でも理解しやすい成長プランを明確に示している株を買いたいですね!
そして実際に達成できそうかどうかを見極める事が投資家の力量となるのです!!
中には口だけの経営者もいますので要注意です。
競争力はあるのか?!
簡単にライバル企業に参入される業界は厳しいです。
しかし、他社に真似できない技術を保有している、ノウハウが確立している、独占販売権を得ている場合などは競争力が高いと言えるでしょう。
激烈な競争を繰り広げている企業は、利益を削ってでもシェアを確保する必要もでてきますので注意が必要です。
今の株価と成長プランを達成できた時の株価を比較してみる
もし予定通り売上が伸びて純利益は〇倍になったとき、株価の価値はどう変わるのだろうか想像を張り巡らせましょう。
今は多少PERが高くても、目標を達成すれば激安PERとなり株価はつり上がっていきます。
ある程度の成長性を担保しつつも、株価が跳ね上がってない銘柄を探し出さねばなりません。
ひたすら四季報を眺めて、証券会社の分析ツールを眺めては企業の分析を繰り返すしかないのです。
そして株が難しいのはなかなか計画通りには成長してくれないものだからです。
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企業を見るのが楽しくなればいい
企業を見るとき、私がするのはこの会社に就職するつもりで見ていきます。
入社してすぐつぶれるような会社ではないだろうか?財務の健全性はどうか?
会社の将来性はどうだろうか?ライバル企業に比べて優位な点はどこか?
コンプライアンスはどうか?何か悪いニュースはないだろうか?
学生時代に行ってきた収集活動とは違いますが企業の本質を見抜き、将来性があるか判断しなければなりません。
新卒で入社すれば、その会社と40年近くお付き合いする事になります。
一生を左右する訳だから本気で会社を探さして分析していきますよね。
株を買うのもその意気込みが欲しいです。
就職を株に置き換えたら、超長期投資となる訳ですから!
この世にはこんなにもたくさんの企業が存在して、経済をまわしています。
経営者や管理者は利益をあげるために、必死でビジネスモデルを作り上げては実行に移しています。
そんな企業活動を見ているだけでも楽しい訳ですが、株主になって一口かんでみるともっと面白くなってきます。
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株式投資はいつまでたっても難しいです
この会社を分析する事こそが株の一番の面白さなんですね。
インデックス投資では決して味わえない面白さです。
ただ、我々はついつい指標だけで買ってしまいがちだと認識しておきましょう。
時価総額が低くて、低PERで、ビジネスモデルがよければついつい飛び付いてしまいがちです。
そして、あまり企業分析せずに買った場合はどっちに株価が動いても不安になってしまう。
だってあまりよく知らないから、会社の将来性が見込めません。
不安で仕方なく目先の株価の動きに戸惑ってしまって売ってしまいます。
じゃ企業分析に時間をかけて自信を持って買っても突如、下方修正がきてくれたりします。
そうなれば株価は一気に下落します。
さぁ持ち株はどうしましょう。
セオリーどおりにいけば損切りですよね。
ただ、損切りした銘柄に限って半年後にV字回復してくれたりさます…。
株ってホントに難しいですね。
本を読んで知識をつけて、ある程度の年数市場に身を置いてもまだまだわからない事だからです。
株を勉強する為の名著はたくさんあります。
時間をかけて読んだらそこそこ知識はついてきます。
知識があれば、時には大きな武器になるでしょう。
ただ株の世界においてはそんな浅はかな知識をあざ笑うかのように、予想外の展開を見せてくれるのです。
それでも株式市場に身をおく理由は
資本主義社会で生きている以上、株から逃げる事は詐取される側にまわるという事です。
我々が労働者の立場となって上げた利益は誰のものですか?
この答えが私が株を保有し続ける理由です。
労働者がもたらした利益は会社の拡大に使われたり、株主へ配当金という形で支払われます。
労働者は時間を対価に賃金を得ていますが、株主は労働者が得た利益を得られます。
株は奥が深くてどんなに勉強して経験しても闇の中にいるような感覚がします。
しかし、資本主義の世界でいきる以上、労働者よりも株主であるべきなのです。
出来ればより利益をあげて株主に還元してくれる企業の株主でありたいですよね。
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