イボの治療は想像以上に大変です。
特に大きなイボになってしまったら長期戦は必至です。
透明で探すのに苦労するような初期の段階で治療した方が簡単に完治します。
イボだと思って油断しない事ですね!
体のあちこちにうつるし、だんだんと大きくなっていってしまうので早期治療を心に刻んでおきましょう。
目次(お好きなタイトルからお読みください)
イボって具体的にどんな病気
イボは皮膚上のいたるところにできますが、特に手足にできやすいです。
皮膚上に透明のポツっとしたできものや、小型状の盛り上がったできものをイボといいます。
イボの原因で一番多いのがウィルス性のイボですね。
皮膚が傷ついてその僅かな傷からウィスルが侵入してイボとなります。
一つイボができると複数のイボができる場合が多く、場合によっては何十個にも数が膨れ上がり、いたたまれない気分になってしまいます。
イボには一度の治療で根治させる事ができず、時間をかけて繰り返し皮膚科で治療していく事で少しづつ改善していきます。
イボの初期症状
実際にウィルス性イボに感染しても初期はほんとうに小さな透明の皮膚と変わらない形状をしており気にもならないかと思います。
1mm程度の大きさになると皮膚と同化していますが目視可能となります。
この段階で治療をはじめれば、あっさり完治させる事が出来るので体上に小さなイボを発見したらすみやかに治療で取り除きましょう。
大きなイボが複数にまで発展していけば治療は非常に困難を極める事になります。
なでるように皮膚を触ってポツっとした膨らみを感じるようなら、イボの初期症状の可能性があります。
液体窒素によるイボの治療が基本
現在、イボの治療で一番メインで行われているのは液体窒素での凍結療法です。
綿棒を液体窒素に浸してイボを直接焼いていきます。
液体窒素で皮膚を焼いていくのでかなりの痛みを伴います。
綿棒を患部に押し当てるのでその激痛に耐え続けなければなりません。
激痛ともいえる痛みに耐えかねて治療を中断される方も多いです。
しかし、繰り返し皮膚科へ通い、イボを完全に除去する事が重要です。
皮膚が水ぶくれになって、変色するくらまでやらないと効果がでないのでなかなかつらい治療と言えるでしょう。
足の裏にできている場合は、歩くのもつらいといわれています…。
半年以上、液体窒素治療で完治しない場合は難治性のイボの可能性もありレーザー治療など他の治療方法を検討されてもいいかと思います。
対応可能なクリニックでご相談してみてください。
ただ保険適用の治療は一般的に「液体窒素療法」のみとなるので、液体窒素で粘り強く治療を続ける事が基本となります。
スピール膏によるイボの治療
薬局で売っているイボの治療薬を使って皮膚を柔らかくしてイボをはいでいきます。
ウィルス性でない場合はスピール膏であっさり治ります。
ウィルス性イボであっても初期の場合や場所によっては治る事もありますが、なかなか治らなかったり、スピール膏での治療後に再発する事も多いようです。
皮膚がかなり柔らかくふやけて、イボもろとも剥がれ落ちてきます。
しかし、イボがとれたように見えてわずかに芯が残ってしまう事も…。
その場合、イボの芯がとれるまで何度もスピール膏を塗り続ける必要があり時間がかかってしまいます。
皮膚科では、スピール膏と液体窒素を併用して治療されているところもあります。
ブログなどでは写真付き、スピール膏でイボを完治させている体験談が多数投稿されています。試す価値はあるかと思っています。
ただし、治りきらないと感じたら早めに皮膚科にいって液体窒素治療に切り替えましょう。
イボに効く飲み薬
イボの治療で皮膚科に行くと漢方の「ヨクイニン」が処方されます。
保険が適用されるので安くで手に入り、液体窒素治療と併用して使われる事が多いかと思います。
ただ「ヨクイニン」だけで完治させるのは難しいとされています。
体質を改善させイボに対する免疫力を高めていく効果にとどまります。
イボの治療で飲み薬に過度な期待はもたないようにしましょう。
イボを発見したら早期に治療を開始しましょう
小さなイボでも面倒がらずに、とってしまう事が基本です。
大きくなってしまったら液体窒素治療で何か月もかかることに。
それも激痛に耐え続けての治療となってしまいます。
さらに大きくさせてしまったら、保険適用外のレーザー手術などで多額の費用がかかってしまいます。
はっきり言ってイボの治療は非常にやっかいかつ時間がかかります。
しかも再発が多いという…。
イボが出来た場合まずはうつさない事。
人にうつさないのはもちろんの事、自分にうつさないのも大切です。
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