お金が入ってくるとドーンと使いたくなりますよね。
給料日、振り込まれたお金を見て使いたくなる衝動を抑えて投資にまわしていきます。
ちょっと贅沢をする程度。
ここにお金が貯まってくる秘訣があります。
目次(お好きなタイトルからお読みください)
生活水準を上げたらもう戻れない
私は安い車に乗っています。
いわゆる大衆車です。
いわゆるコンパクトカーです。
私は高級車に憧れます。
ヴェルファイアや外車に乗ってみたいですねぇ。
せっかく働いて稼いでいるのだから良い車を買ってもいいんじゃない?
という甘い誘惑の声も聞こえてきます。
しかし、一度高級車に乗ってしまうともう後ろには戻れないのです。
一度でも…ベンツを乗ってしまうとローンしてでも外車に乗り続ける事になるでしょう。
まさに車がステータス。
「自分の価値を決める象徴」と高い車に乗り続ける事になります。
高級車や外車に乗ることは本体価格だけでなく税金やガソリンなどの経費も高くつくことになります。
その事がわかっていても、もうコンパクトカーには戻れません。
無理してでも何とかなるなら車にお金をかけてしまいます。
ベンツからコンパクトカーに乗り換えたら友達にも笑われそうだし、ご近所さんにも冷ややかな目で見られそう。
そんな気持ちからお金を散財し続けてしまうことになるのです。
生活レベルを下げるのは思いのほか大変です
ポイントは最初から生活レベルをあげない事。
それなら要らぬ見栄を気にする必要もなければ、自分を卑下する必要もなくなるのです。
お金を貯めたいなら最初から経費と燃費を重視してコンパクトカーを買うべきです。
一度でも甘い汁を吸えばおしまいです
おそらくベンツを乗ればまわりのうらやむ目を得られ続けられる事でしょう。
その羨望の目はある意味、魔力です。
自分の生きる価値になってしまいすべてにおいて優先事項となってしまいます。
ただし、その分失うものも大きいです。
それはお金です。
お金を貯めるという事は収入を増やして、支出を減らしていく事が大原則なのです。
その大原則のうちの一つ、支出を減らすという部分にメスを入れない限りはそうそうお金はたまりません。
ただし、支出を減らすのは大変なのです。
なぜなら一度味わった欲望の塊を断ち切るのは、そんな簡単な事じゃありません。
ベンツを乗っている人が後ろ指を差されながら、生活の為の車に乗り換えるには莫大なエネルギーが必要となるのです。
キープするのは簡単です
私はお金を使う際はなるべくコストパフォーマンスを重視しています。
物の価値に対してお金のコストは適正かを考えています。
一度贅沢をしたらなかなか抜けられない。
だからこそコストパフォーマンスを重視するのです。
贅沢をするにもコストがパフォーマンスに見合えばOKという事になります。
コストパフォーマンスを考える限りはそうそう贅沢はできません。
極度な贅沢をしなければ、その水準を保つのは割と楽です。
節約するところは節約して、お金を使う際はコストパフォーマンス徹底する。
これを考えていくだけで生活費は抑えられます。
ボディブローのようにきいてきます
贅沢をした生活水準と節約した生活水準で5万円違ったとしましょう。
月で見ると5万円の違いでしかありません。
しかし、この5万円を投資にまわし、長期運用をしたとすればどれくらいの違いになるのでしょうか?!
これは仮の話ですよ。
20歳で60歳まで40年間働くとしましょう。
その間毎月5万円ボーナス月はさらに10万円を投資にまわして年4%で運用できたとしましょう。
40年後には7750万円の金額が溜まっている事になります。
月でみれば5万円の違いですが退職時には7750万円もの違いとなってきます。
これが資産を貯められる人とお金に振り回され続ける人の違いとなります。
自分にあった生活水準を保てているのか再度、見直してみましょう。
贅沢をしなくても家族は笑っていられます
お金を使わないと家族が満足できない状況になっているなら、それは少し危険と言えるかと思います。
お金を使う事が習慣化されてしまい大衆レストランで外食をする事では満足できません。
ホテルのディナーでなければどこか物足りない状態になったりしています。
ホテルのディナーの味と特別感を味わってしまったが為に、どこか感覚が狂ってしまうのです。
普通に近所のレストランでご飯を食べたり、みんなで牛丼でご飯を食べるのでも十分に楽しいはず。
フードコートでご飯を食べている家族を見て、こんな家族は可哀想という発言を聞いたことがあります。
はたしてそうでしょうか?!
我が家では外食するならチェーン店やフードコートが普通です。
ホテルのディナーなんて特別な事です。
それでもみんな笑顔で笑い声が絶えずにご飯を食べています。
普通の食事を普通に楽しむる感覚って大切ですね!
たとえホテルのディナーであっても毎回そうなら、すでに特別感はなくなりそれが当たり前になってしまいます。
人生が楽しめるかどうかってどれだけ贅沢をしているかではなく、今の状況をいかに楽しめるかにかかっています。
ステータスに振り回される人たち
人はそうしたステータスに振り回され続けています。
先ほど例としてあげた車にはじまり、ブランドのバックに服、高級料亭に、ビジネスクラスの飛行機に、リゾートホテルとステータスにこだわる人は大勢います。
一度高い水準の生活を味わえば今の生活水準をキープする事が最優先となってしまいます。
他人から見られる目を気にして生きていく事はある意味不幸かと思います。
例え高い収入があってもお金の使い方を間違えれば、どこまでも高いステータスを追い求めてしまいます。
上には上がいます。
無理に終わりのない消耗合戦に参加する必要はありません。
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