子供のたんぱく尿に注意しよう|学校検診で指摘を受けたら

学校検診の尿検査でたんぱく尿にひっかかった場合、要注意です。

 

たんぱく尿とは尿にたんぱく質が混ざっている状態で危険がないものから、腎臓機能が低下してるものまでざまざまです。

 

微量のたんぱくまで含めるとおおよそ5%くらいの児童はたんぱく尿が検出されるそうです。

 

私は医療に関しては素人ですので、一般的な知識や医療機関の情報をまとめさせていただきました。

その信ぴょう性についても複数のサイトで調べた上で、掲載させていただいておりますが、必ず正しい情報とは限りません。

詳しくは必ず専門医のへ相談していただけるようお願い申し上げます。

 

 

放置してはいけない

でもこのたんぱく尿、 放置せず必ず専門医に診てもらう必要があります。

なぜなら尿検査だけでは生理的蛋白尿なのか病的蛋白尿なのかを判断する事ができないからです。

 

 

生理的蛋白尿とは、治療の必要のないたんぱく尿です。

たんぱくは運動をしたり、疲れを感じた時にも検出されます。

 

問題とされるのは腎臓機能が低下してたんぱく尿が検出された場合です。

腎臓の糸球体が原因で起こるたんぱく尿を糸球体性蛋白尿といいます。

腎臓で慢性的な炎症が発生した場合は治療が必要となる場合があります。

 

この場合、かなり専門的な知識が必要になりますので、腎臓を専門に取り扱っている医師に診てもらっておいた方が安心です。

 

 

Iga腎症は早期治療を

たんぱく尿が微量でも腎炎の初期症状の場合があります。

 

特に子供の病的蛋白尿でおおいのはIga腎症です。

このIga腎症は2014年に難病指定された腎疾患です。

 

Iga腎症を治療せず放置してると腎不全に陥り、人工透析、腎移植が必要となる場合があります。

 

なぜ早いうちに専門医の治療を受ける必要があるかと言えば、腎臓機能は一度、低下してしまうともとには戻らないからです。

 

自覚症状がほとんどないうちに進行していきますので、重度腎不全に陥ってからでは手遅れです。

 

学校検診で指摘された程度で治療を開始すれば寛解する事も多く、生活に支障をきたすことなくその後を送ることができます。

 

寛解とは病気自体は治った訳ではないけれども、たんぱく尿を問題ないレベルにまで減少させた状態で、将来的に腎不全にならない事を目的とします。

 

 

Iga腎症の治療

かなり専門的な治療となりますので小児腎臓の専門医のもとで治療される事が望ましいです。

小児Iga腎症のエビデンスを見てみる限り、免疫抑制薬を含む多剤併用療法や扁桃腺摘出+ステロイドパルス療法がおこなわれているようです。

 

なぜ腎臓の炎症なのに扁桃腺を摘出するのか?不思議ですよね。

扁桃腺を含む口腔内感染によって、IgA腎症を起こす異常なIgA抗体が排出される事が考えられているからです。

 

Iga腎症についてはまだまだわからない事もたくさんあります。

しかし、Iga腎症が発見させて以来、治療実績は飛躍的に伸びてきていますので、悲観せず、しっかりと治療を続ける事が大切です。

 

早期治療を始めればその多くは腎不全にならずに寛解させる事ができます。

怖い病気で難病ではありますが、主治医を信じ、継続的に治療と経過観察を続けていきましょう。

 

 

検診をするのには意味がある

学校検診でも、職場検診でも必ずっていっていいほど尿検査は行われます。

 

子供から大人まで幅広い年代で行われる尿検査にはそれだけ意義があるからです。

 

Iga腎症は進行してからでは治療に困難を極めます。

 

なるべく軽度のうちに早期治療を開始して、寛解させる事が大切となります。

 

子供を持つ親はもし、子供がたんぱく尿の指摘をされたらIga腎症という病がある事を認識して専門医に診てもらう事が大切です。

 

Iga腎症の初期は無症状で、時間をかけて進行していくので、放置しがちとなります。

 

人工透析になれば生活に大きな制限がかかりますし、腎移植はドナーの負担も大きくなりますので、そうならない為にもたかがたんぱく尿と高を括らない事だと思います。

 

 

もし子供が腎不全になってしまったら

人工透析か腎移植を選ぶことになるかと思います。

 

透析の場合は、生活に大きな制限がかかります。

子供の場合は体が小さいため多くの血液が体外循環される血液透析は不向きと言われ、学校も通える腹膜透析が行われます。

 

ただ、この腹膜透析も8年程度で腹膜の硬化が起こってきて血液透析か腎移植を選ぶ事となります。

 

腎移植の場合は家族間で行う生体腎移植と献腎移植があります。

ただ日本の場合は検診移植が海外に比べて大幅に遅れているという事もあり、実施されている数は少なく、おおくは家族間での生体腎移植が選択肢となります。

 

生体腎移植が難しく、国内での献腎移植が難しい場合は海外へ渡航して行う方法もありますが、この場合、保険適用にならなく多額の費用が必要になります。

倫理的な問題も発生します。

 

 

まとめ

学校の尿検査で引っかかっても、たかがたんぱく尿と放置してしまうのは危険です。

腎臓機能が正常に70%以下になってしまえば治療しても寛解率は下がってしまうと言う事です。

 

繰り返しますが早期治療こそがIga腎症で一番大切です。

 

子供の大切な将来だからこそ、親がきちんと治療を受けさせてあげる事が重要となります。

 

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