ニュースサイトを見ていると、賃貸暮らしをしている方の老後は5000万必要だと言う話を見ました。
ざっとおおまかな計算をさせていただきますと…。
内訳は60才から90才までの30年を10万で借りた場合は単純計算3600万円となります。
そこに生活費が足りない部分が約1400万円になるという話でした。
足して5000万円。
老後は賃貸料が大きくのしかかってくるという話です。
目次(お好きなタイトルからお読みください)
老後はお金がかかる
実際に、5000万円必要かどうかは、大いに議論の余地はあるかと思います。
人によってこの金額はバラつきがあるものの随分とお金がかかるものです。
そう老後はお金がかかるものなのです…。
現役時代からくらべれば収入は大幅に減るにも関わらず、そう支出を減らせるものではありません。
ここに老後の大きな問題が立ちはばかるのです。
年金はあてになるのか
現在年金をもらっている方やもう間もなく年金をもらう方は、そう大きく制度が変わることばないでしょう。
しかし、20代から40代にかけて、これから年金制度はどうなるのか予想もつきません。
年金支給の年齢繰り上げや、年金金額の変更などは十分にありえる事です。
そうでなくても60才から支給されていた時期に比べたら、年金の総受取額は減ったのではないでしょうか?!
老後は年金があれば大丈夫と思っている方は黄色信号ですよ!
年金は思ったほどもらえない上に、若い世代の方にとっては制度自体がどうなるか不安な部分がありますね。
持ち家でもお金はかかる
賃貸派の老後にピックアップされていますが、持ち家の方もその維持にお金はかかります。
まず毎年、固定資産税を払わなければいけないですよね。
そして、修繕費も自分で負担しなければなりません。
屋根の瓦や、外壁など経年劣化により直さなければいけない部分は多いです。
キッチン、お風呂、トイレなど水回りも劣化が激しく定期的に交換が必要となります。
ただそんな修繕は10~20年に一回程度などで家賃ほど家計を圧迫しません。
家自体の耐用年数は木造建築で30年と言われていますが、まぁ実際にはリフォームしながら50年くらいは立ち続けています。
人一人の一生涯程度ならなんとかなるのではないでしょうか?
ローンを支払い終えた持ち家は修繕費など出費はあるものの、毎月の支払いはなく、金銭的な余裕だけでなく精神的にも余裕が出てくるのではないでしょうか?
年をいったら家を借りにくい?!
実際に高齢になればなるほど家を借りにくいと言われています。
特に高齢の単身者は保証人が見つからなかったりもします。
大家さん側からすれば、高齢単身者にはリスクが多いのもまた事実です。
ひとりで暮らしていて怪我をするなどの安全上のリスク、認知症を患ってご近所さんなどとトラブルをおこすケース、また突然死を起こしても誰にも気付かれずに放置される孤独死のケースなどがあります。
お金があれば、保証会社に依頼して保証人になってもらったり、老人ホームへ入るなどさまざまな選択肢がありますが、お金がなかった場合には選択肢は限られてきます。
支払いが滞る場合もありますね。
もし国民年金でしたら月に換算すれば65000円を切ります。
これは40年フルで国民年金を納めてこの値段となるのです。
生きていくには厳しすぎる金額です。
年金暮らしになれば、家賃が大きな負担になるのもまた事実なのですね。
現役世代にするべき事は
老後に備えてお金を貯めなければならないのはもちろんなのですが、貯金に明け暮れても、今の生活そのものは楽しくありません。
お金を貯めつつも今という、大切な時を楽しむ事も忘れてはなりません。
私は必死に仕事をしながら生活費を貯めながら、ブログを運営して収入アップをはかっています。
そうして得たお金はただ貯金するだけでなく、株などの投資にまわして資産を増やしていっています。
株なら何をするわけでもなく、勝手に配当金が得られます。
いわゆる不労所得ですね。
資産家と言われる方が老後も豊かな暮らしをされているその資金源は不労所得によるものなのです。
株や不動産、権利収入などによって働かずしてお金を得ている方もおられます。
私も不労所得を増やして労働や年金に依存せずお金を得たいと思っています。
しっかり資産を貯めて前倒しで現役を退きたいと思います。
健康寿命は限られている
人は80才を越すと明らかに身体機能が衰えてきて、やりたい事もなかなかできなくなってきます。
もちろん90才にかっても活発に活動されている方もおられまさが…。
となれば仕事をしていると、健康寿命は年金をもらいはじめてから10年~15年程度。
必死に仕事をしてやっと年金をもらいはじめても、残り人生はカウントダウンを鳴らしはじめます。
時間は貴重です。
前倒しで自分のやりたい人生を歩まなければならないと痛感している訳です。
正直、定年退職してから好きな自分の人生を歩むのでは遅すぎます。
体が動く今から労働とお金から解放される事をめざしてがんばり続けたいと思います。
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