音声模倣ができるようになれば大量言語の獲得チャンス

ABAを通して、単語の模倣ができるようになった頃の療育に関しての話です。

4歳ごろにはABAを通じて、親が言った単語を模倣できるようになりましたので、これを契機にたくさん言葉を覚えさる事にしました。

 

少しづつ長い単語を覚えさせていけば、2語文・3語文も必ず出るはずだと信じて実践にうつしていきました。

 

 

単語カードを利用していく

大量の単語カードを作って言葉を覚えさせました。

 

単語カードを作る方法をしてはことば絵辞典を買ってきて、コピーして切り取っては名刺サイズもしくははがきサイズの紙に貼り付けていました。

 

またネット上で見つけた画像などを印刷したりもしていましたね。

私たちが学生時代に英単語カードでたくさんの単語を覚えたのと同じ要領です。

 

難しく考えずに取り組んだ

はじめて触れる英単語をどのようにして覚えたかといえば、単語カードを繰り返しましたよね。

 

または例文を繰り返し読みましたよね。

 

療育においても繰り返すことは非常に重要です。

長男の場合は知的障害もありましたので、習得速度が遅かったです。

 

なのでちょっとした暇を見つけては、絵カードで単語の模倣を繰り返しました。

外出先などにも持っていき、ほんの少しの待ち時間などに人目をくれずに取り組んできました。

もちろん私だけでなく妻と二人で共同の取り組みとなります。

 

絶対量が必要となりますので夫婦で協力できれば、より効果がでてくると思います。

 

すぐにボロボロになるのでラミネートフィルムを買って10回でも20回でも繰り返せるようにしました。

 

そうしてどんどん単語カードを増やしていって、多くの物や動作の名前を覚えていきました。

 

 

 

次は簡単な2語文カードを

「やまにのぼる」「おかしをたべる」など短い言葉での二語文を模倣して練習していきました。

これも辞典やネットの画像を利用してどんどんカード化していきます。

少しづつABAを通して模倣できる言葉や文章を長くしていきます。

 

たくさんのカードをこなしていっているうちに、頭の中で言葉と言葉がリンクするようになったのか、だんだんと模倣だけでなく自発語も増えてきました。

 

「これかって」とか「バナナたべたい」とか自分の欲求を言葉でいうようになってきたのですね。

 

 

3語文、そして長文へ

2語文の次は3語文です。
「りんご」から「りんごをたべる」そして「あかいりんごをたべる」とカードの言葉も徐々に長くなっていきます。

 

長男の場合、知的障害もあり音声記憶の容量が少なくここら辺でつまづいてなかなか伸びませんでした。

次のステップに進むまでかなり時間がかかったと思います。

 

まぁ親が焦っても仕方ないので、今可能な音声記憶範囲の長さで、どんどん量を増やしていきました。

 

 

カードを作るのは大変でした…。

気づけば夜中を通りこして日が明けてきた、なーんてこともありました。

倒れこむように寝て、部屋中にラミネートしたカードが転がっていた記憶があります。

 

本当に無茶したなと思っていますが、子供の大切な療育の黄金期を逃したくない!

少しでも多くの言葉を獲得して欲しいという切なる願いがありました。

 

3語文の次は日常使いそうな文章を作っていきます。

カード内容も「あかいりんごをたべる」から「おやつにりんごをたべておなかがふくれた」となります。

 

カード学習はこの文章を持って終わりました。

カード学習を通じて、息子は単語から文章の模倣までできるようになりました。

あとはどれだけ、生活で言葉を使いこなせるかとなります。

 

今でも大量のカードは残しています。

これだけこなした努力はけっして無駄じゃなかったと思っています。

 

 

 

言語獲得の模倣から音声模倣へ

音声模倣では少しでも癖のあるイントネーションを治したり、言葉を明瞭にいったりする事になります。

 

単に言葉が言えればいいだけではなく、相手にとって聞きやすいような言葉を流暢に話すことが目的です。

 

癖のあるイントネーションや不明瞭な発語があれば、強化を利用して治していきます。

 

これは小学生になった今でも続いています。

 

この時期になると強化の方法にも少し工夫が必要です。

 


上手にいえた場合は「うわーすごい上手だね!!さすが!」とオーバーに褒めてあげます。

 

うまい事言えなかった場合でも「うん。がんばって言えたね!!また一緒にがんばろうね。」と褒める温度を変える事によって強化していきます。

 

以上、我が家の言葉の模倣の実践についてでした。

ここら辺は、障害の程度や個人差も大きいので役立つ方もおられれば、まったく役に立たない方もおられるかもしれません。

 

自分の子供の程度を見て、どの療育が必要かを見極めるのも親の役目となります。

 

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