自閉症を描いた漫画「光とともに…」

光とともに…という自閉症児を描いた漫画があります。

 

自閉症の子供とその家族を描いた漫画です。

 

2001年に始まって9年間連載されてきました。

 

 

光とともに…

自閉症の少年、あずまひかる君をとおして、自閉症特有の特徴や、生活面で困る事などがわかりやすく描かれています。

 

また家族の葛藤や、近所や学校などまわりの人たちの誤解や偏見などが細かな描写を通してわかりやすく伝えてくれています。

 

 

 

自閉症は人によって症状の出方は違うし、程度も違います。

 

また自閉症の子供は知的障害もある場合が多くて、その知的レベルによっても特徴が変わってきます。

 

知的指数が70以上ある自閉症の程度が重い場合はアスペルガー症候群と呼ばれますし、知的障害、自閉症ともに重い場合はカナー症候群と呼ばれます。

 

なのでみんな「光とともに…」と同じって訳ではないのですが、典型的な特徴などは上手に表現されているなと思います。

 

 

さて、近年では自閉症について認知され関心は高まってきているようです。

 

早期療育の重要性も広がりつつあり、行政の運営する療育施設はいっぱいだとも言われています。

 

また小学校においても特別支援級に力を入れて、その子が将来、少しでも生きやすいように教師は自閉症について学び、対応されています。

 

 

 

 

愛する我が子がまわりと何かが違う

自閉症は持って生まれた脳の器質的障害です。

 

ただ年齢が幼いとパッとみたところ、その障害に気付く事がありません。

 

障害の程度が低いと大人になって、さまざまなトラブルを抱えるまで、気付かないレベルの方もおられるようです。

 

まわりの子供がしゃべり始めたのに、うちの子供は言葉が出るのが遅い。

 

異常に抱っこを嫌がったり、友達に興味を示さないなど、あれ?!まわりの子供たちと何かが違うぞ?!と疑問を持つ事からはじまります。

 

「光とともに…」でもまわりの子供と違って不安を抱えるお母さんの様子が描かれています。

 

「光とともに」が描かれたのは15年前です。

私の子供が自閉症と診断されたのは約5年前。

 

自閉症そのものを治す方法はありません。

なぜなら障害だからです。

 

ただ幼児期にのうちからしっかり療育に取り組むことで、できる事が増えていきます。

最終的に、支援を受けながらも社会に出て働き自立することが目的となります。

 

ABAやPECSなど自閉症に効果があるとされている療育はどんどん広まりを見せて、効果をあげていっています。

 

 

私の長男が幼児のころはABAについて調べてもまだまだ一般的でなかった気がします。

インターネットで検索してもそう多くの情報が得られなく、本を買って独学で勉強をしました。

 

今では「自閉症 ABA」と調べるとたくさんの専門機関やブログなどが出てきて、参考となるサイトがたくさん増えてきました。

 

長男もABAを通じて発語を促し、たくさんの知識をつけてきました。

 

早期であればあるほどABAなどの療育は効果を発揮しやすいと言われています。

 

あれ?!何かがおかしいぞと思った時が療育をはじめるベストタイミングと言えるでしょう。

 

 

ぜひとも読んでみたい漫画

 

自分の子供が自閉症だったり、自閉症かもしれない?!と心配されている方にぜひとも読んでいただきたい漫画です。

 

自閉症の専門書は多くあれど、漫画と言う形で誰にでも理解しやすく描かれているからです。

 

特に親を中心に描かれています。

 

光くんだけでなく家族の葛藤と苦悩を通して、家族みんなが成長していく姿を見る事ができます。

 

もちろん見たくない部分もたくさん描かれています。

 

自分の子供の将来について余計に心配が深まるかもしれません。

 

 

自閉症の親は子供の将来を心配します。

 

私も、この子が大きくなったらどうなるんだろう?!と心配していました。

 

どのような生活を歩んでいくのだろう?

 

そして、親が死んだらどうやって生きていくのだろうとまで考えてしまいました。

 

ただ寝れないくらいに心配しても、何も解決しません。

 

大切なのは今の子供と向き合って、自閉症が疑われるなら療育を通して子供の成長を促してあげる事ではないでしょうか?!

 

 

最後に、この本を一番読んでもらいたいのは自閉症に縁のない方です。

 

自閉症って何?!

 

親のしつけが悪いからこんな事になったんだ。

 

あぁ障害者の親ね…大変そう…

 

 

そういうった偏見と差別がけっしてなくなる事はないでしょう。

でも、少しでも障害を持つ方とその家族が過ごしやすい世の中になってくれればと思っています。

 

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