昔はNECがパソコン業界を牛耳っていた|PC98の想い出

私が高校~大学生のころってパソコン=NECだったんですよ。

もちろんNEC以外にもマッキントッシュや富士通なども流通していました。

しかし、シェアが全く違います。

 

 

NEC一強時代

PC98シリーズと言って一世を風靡したパソコンがありました。

企業が仕事で使うパソコンも、個人が趣味で使うパソコンもパソコンと言えばPC98を選んでおけ。

 

パソコンを選ぶといえばNECのパソコンからどのスペックのパソコンを選ぶか、みたいな時代があったのです。

 

 

NEC全盛期は1台30万円くらいの値段がしていたかと。

いいパソコンはそれこそ40万とか50万とかサラリーマンがボーナスをはたいて買う代物だったかと思います。

 

今、30万円パソコンにつかえばとんでもないモンスター級のスペックを持つパソコンが買えますが、当時はどれもそれくらいするのが「普通」でしたね。

 

全盛期でしたらパソコン市場の8割から9割を占めていたかと。

 

 

Windowsの普及

そんなPC98の普及が終わり始めたのはWindowsの普及からでした。

 

Windows3.1が発売されたあたりからNECの牙城が怪しくなってきました。

当時、ソフトはメーカーに依存していてNEC用のソフトを富士通のパソコンで使う事はできませんでした。

 

しかし、Windowsをパソコンに組み込めば、メーカー依存はなくなります。

Windows上で動くならどのパソコンでもスペックさえ満たせば等しく動きます。

 

 

NECである必要がなくなるのですね。

今でいえばアップルのソフトはMacでしか動かないと表現すればわかりやすいでしょうか??!

 

 

もうどこのメーカーを買っても一緒。

Windowsで動けば、NECである必要がなくなったのです。

 

もしNECに生き残る道があったとすれば、独自のプラットフォームOSを開発して今のアップルみたいに独占し続けるしかなかったのでしょう。

 

 

パソコンが宝物の時代

私が大学生の時代なんて、パソコンなんて本当に宝物でした。

なんでもできるパソコンって魔法の箱でしたよ。

 

ワープロも使えるし、表計算ソフトも使えて、お絵かきもできる。

ゲームにも使えれば、インターネットで世界に繋がる事ができる…。

 

今ではごく当たり前の事ができますが、当時の衝撃は測り知れないものがありましたね。

 

パソコンが家にある事がステータスだった時代でした!

 

フロッピーディスクを使ってソフトをインストールしていきます。

容量って2HDディスクでたった1.44MBです。

でも、その容量が当時とすれば画期的で主流を占めていました。

 

1.44MBと言えばスマホで撮った写真一枚も入れられない容量です…。

 

時代はフロッピーからCD-R、DVD-R、USBメモリそして今ではクラウドが当たりまえの時代となってきましたね。

 

 

現在の私は自宅にネットワークHDDを導入してすべての機器からアクセスできるようにネットワーク化しています。

 

大学生の時代の私から見れば想像すらできなかったでしょうね。

フロッピー主流の時代でしたから。

論文をフロッピーで提出する事が時代の最先端だったのです(笑)

 

 

ネット環境もひどかった

インターネットも遅かった…。

昔はISDNといって64kbpsの速度でしたし、電話回線をダイヤルアップして利用していました。

ISDNでしたらこのブログを開くにも苦戦するかと思います。

 

だって1MBのファイルをダウンロードするのに2,3分は待っていた記憶のある時代ですから…。

 

パソコンを起動するのに5分くらい待たされて、そこからダイヤルアップで接続して…画像一つ表示するのにまた時間がかかる。

 

そんな苦労していた時代の記憶は何処へ…。

 

当たり前のように使っている光回線環境ですが、20年前の私にとっては想像すらできない環境な訳ですね。

 

 

しかし使うのはメモ帳レベル

これだけパワーアップしたパソコンとネット環境が目の前にあるのに、今使っているソフトはテキストエディター(メモ帳の少しパワーアップしたソフト)。

 

テキストを打つだけならWindowsが導入される以前のDOSの時代でも快適だった訳で…。

 

昔の何百倍ものCPUを使ってテキストファイルを使ってブログを書くとは何とも感慨深いものですね。

 

 

今、ブログ更新に必要なのはパソコンのスペックではなく、キーボードの打ち心地や、座って痛くならない椅子な訳ですww

 

パソコンの機能がアップして高性能になればなるほど、パソコンに対する所有感は薄らいでいっています。

 

PC98の宝物を手に入れた感覚は全くありません。

昔の数百倍のCPUが積んであっても魔法の宝箱とは思えません。

 

 

そう思うとPC98からWindows10への流れを身をもって感じられた私は幸せ者なのかもしれません。

 

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