バリウム検査を受けてきましたが、みなさんは胃のバリウム検査はどうされていますでしょうか?!
企業や健康保険組合によって30歳もしくは40歳から任意で検査を受けることができます。
健康診断の中でも、最も嫌な項目はバリウム検査ですよね。
バリウム検査の何が嫌かと言えばすべてです(笑)
目次(お好きなタイトルからお読みください)
バリウム検査のここが嫌だ
1 発泡剤を飲む
発泡剤を飲むと胃の中が膨張してどうしようもなくゲップが出そうになります。
大きなゲップをしてしまうと再度、発泡剤を飲み直す事になります。
ゲップを我慢し続けなければならないのです。
2 バリウムがまずい
私はあのなんとも言えないドロドロのバリウムが苦手です。
バリウムは銀白色の金属なのです。
バリウムを飲めば、金属なのでレントゲンを透過せずに写し出す事ができるようになります。
かなりの粘力があって飲み干すのが大変。
バリウムで発泡剤を流し込む事になるのですが、ゲップにまずいバリウムと二重苦ですね。
3 アクロバットな検査
バリウム検査を受けた事のある方にしかわからないでしょうが、ものすごい動作をします。
台の上に寝転んで取っ手を両手で掴みながらクルクル回転します。
あっち向いたりこっち向いたり回転したり、いろんな指示に従わなければなりません。
しっかりと取っ手を握っていないとずり落ちて大事故になるので要注意ですね。
4 検査後の下剤
バリウムは、体で消化吸収できないので、必ず便で排出させないといけません。
なので検査後に下剤を渡されてそれを飲むように指示されます。
もしバリウムが腸の中で固まってしまうと腸閉塞が起こってう可能性があります。
検査後には下剤を飲んだり水分をとったりして、排便を促さなければならないのです。
5 下剤による腹痛
下剤を飲むと効き過ぎて強烈な便意と腹痛が襲ってきます。
下剤の効き目には個人差があるのでしょうが、私にとっては効き過ぎる感じがします。
腹痛の為に、何度もトイレをいったりきたりする事になります。
6 排便後の処理
バリウムを飲んで数時間すると便で排出されます。
飲んだバリウムは消化されずにそのままでてくるので真っ白な便です。
このバリウム便ですが、金属でできているので、重くてトイレで流れず沈んでしまう場合があります。
水量と勢いがあれば流れます。
お風呂の残り湯をバケツを使って一気に流せば流れるみたいですよ。
7 普通のレントゲンの300倍の被爆
バリウム検査はずっと放射線を浴び続ける事になりますので、一回の検査で15~25mSvの被爆をします。
これは胸部X線レントゲンの150倍~300倍とも言われる量です。
もちろん直ちに健康に影響が出る事はありませんが、毎年受けるには気になる線量ではあります。
それでも検査をする理由
いろいろと大変なバリウム検査です。
バリウム検査については賛否両論あり、私はどうするかは自分で決めるべきだと思います。
少ないとは言えアレルギーや腸閉塞を起こす可能性があります。
それに検査そのものが大変なのです。
それでも私は検査しています。
毎年、全国レベルでみれば胃ガン検診で多くの胃ガンが早期発見されているからです。
胃カメラかバリウム検査のどちらかを受けておいた方が安心できるかと思います。
より精度が高いのは胃カメラですし、被爆もありません。
特に小さな癌でしたら胃カメラの方が発見されやすいそうです。
ただ胃カメラは集団検診で受ける事ができずに、個別で検査を受ける事になり自己負担額もかかる事になります。
2人に1人が癌になる
生きていれば誰しもが癌にかかる可能性は高いです。
2人に1人は癌にかかるという時代です。
その中でも特に可能性が高い癌の検診を受けるという事は、早期発見ができる可能性が高まります。
もちろん検診を受けたからと言って絶対ではありません。
胃カメラであろうと、バリウムであろうと、PETであろうと100%はありません。
ただ早期発見できる可能性が高まるという事でしたら私は積極的に検診を受けていきたいと思っています。
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