そろそろ年賀状を作らなければいけない時期がやってきました。
毎年、正月にポストに投函されている年賀状を見て、あたたかい気持ちにさせてくれます。
が…しかし。
年賀状作るの面倒くさいのよね。
もらうのは結構、嬉しいものです。
正月にポスト投函された年賀状を見れば心ときめくもの。
もらうのは嬉しいけど、書くのはこの上なく面倒なのが年賀状なのです。
ハガキ作成ソフトに住所録が入っているのでそれで印字するだけ。
それでも百枚を超えてくるので、一大作業となってしまいます。
目次(お好きなタイトルからお読みください)
それでも、年賀状を出す理由とは
若者やSNSをされている方は、年賀状を出すという感覚はないでしょう。
しかしながら、おっさん世代に入ってくるとそうはいかない部分もあります。
親戚は家族同士の付き合いだから
結婚すれば家と家の付き合いになります。
結婚して家庭を持てば、お互いの親族から年賀状が来ます。
特に妻の親戚関係の年賀状のやり取りは、こちらが面倒だからと一方的にやめる訳にはいきませんよね。
だから、年賀状を書かざるを得ません。
遠い親戚なんかは年賀状だけの付き合いになっていますが、それでも新年の挨拶だけはしなければいけません。
中にはそんな挨拶なんて必要ないと、親戚にも年賀状を送らない方もおられるでしょう。
会社の同僚との付き合い
会社関係の方から年賀状を来たら返さざるを得ず、そのまま年賀状の付き合いに突入していきます。
会社の上司や部下との年賀状のやりとりは膨らんで行く一方です。
退職されても割と年賀状だけのやりとりは続くもので…。
転勤する度に年賀状の人付き合いは増えていきます。
もし立場がアルバイトなら、会社関係の年賀状はさすがに少ないでしょうが、正社員として働いているならその会社の大勢に合わせざるを得ないかと思います。
学生時代の友人にも
ここ20年ほどずっと年賀状のやりとりをしている友人がいます。
と言っても学校卒業以来一度も会っていないのですが…。
それでも不思議と年賀状のやり取りだけは続いているのです。
年賀状を見る度に、一度会ってみたいなと思いつつ20年の月日がたってしまいました。
SNSで連絡を取るわけでもなく、電話をするわけでもなくただ年賀状だけの関係です。
それでも昔の仲良かった頃の面影が脳裏にしっかり焼き付いています。
そんな思い出を絶やさない唯一の方法が年賀状だったりします。
このやり取りを断つかどうかは個人の考え方次第ですよね。
私は年賀状派知人・友人・親戚に対する生存報告的な意味合いを兼ねて送り続ける事にします。
DM年賀はポイッと
一番いらないのはDM年賀ですね。
過去に商品を購入したリストをもとに発送されてきます。
また欲しくなったら、こちらから注文しますから。
親戚、会社関係者、友人の年賀状は数年間残していますがDM年賀状は年賀当選の確認をしてポイっとします。
年賀状はなくならないのか?
年賀状は減ってきている
年々、年賀状の枚数は減っていっているみたいですね。
2003年がピークで44億枚の発行枚数で2018年の年賀は25億枚の発行にまで減ってきています。
当分年賀状は右肩下がりを続けるでしょうが、この面倒な作業はなくならないと思います。
年々、減りはしていますが、0という事にはならないかと…。
一度、年賀状の枚数を減らそうと大胆にカットした事があるのです。
すると親戚からは親のもとにわざわざ連絡があったそうです。
「年賀状がこなかったけど、元気にやっているの?」とわざわざ電話をしてきたそうです。
親からクレームが入ります。
また、こちらから送るのを止めても毎年送り続けてくる年賀状を見ていたら、さすがにまずいと思ってまた再開する事に。
やめたくてもなかなか完全にやめる事は難しいようです。
企業戦略でもある
年賀状は日本郵便の大きな収入源なので大胆にCMを出して、あちこちで「年賀状は日本の文化」的なPRがなされます。
郵便配達員さんや窓口の方には年賀状のノルマがあるみたいです。
なので必死に売り込んで来るので、ある程度の発行部数にはなってしまいます。
おそらくは日本郵便が年賀状発売をやめない限りは、年賀状が完全になくなる日はやってこないのでしょうね…。
つまりあと10年たってもこの年賀状作成というとてつもなく面倒な作業から、解放される日はやってこない可能性の方が高そうです。
仕方ないので今年もプリンターを起動してボチボチと年賀状を作り始めたいと思います…。
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