去年は仮想通貨が大ブレイクして、社会現象とも言える一面もありました。
現在、通貨のキャッシュレス化は世界的にものすごいスピードで進んでいます。
日本は世界的に見ればキャッシュレス化は遅れています。
それでも、クレジットカードやポイントカード、電子マネーなど現金を使う機会はグッと減りました。
買い物の多くは現金を使わずに済ませる事ができます。
目次(お好きなタイトルからお読みください)
未来の世界を想像してみる
これからキャッシュレス化はどんどん推進されていく事でしょう。
昔、ガラケー全盛期にここまでスマホが浸透するなんて誰も思わなかったですよね?!
今では携帯のほとんどはスマホとなっています。ネット通販なんかも、始めはこんなめんどうな事をせずとも店舗にいけば何でも揃うじゃないかと思っていました。
しかし、あっという間にネット通販は拡大して、多くのものをAmazonや楽天で購入するのが当たり前となりました。店舗はディスプレイ、見本を見るところまで言われる様です。
スマホにしろ、ネット通販にしろ気がつけば世の中は変わってしまっています。
仮想通貨の世界でも同じ事が言えるのではないでしょうか?!
気がつけばアッという間に、仮想通貨が法定通貨に肩を並べる日がやってくるかもしれません。
日本円は安全通貨として、世界で通用するので、まだまだ法定通貨としての役目をしっかり果たしてくれています。
しかしマイナーな通貨では、法定通貨より仮想通貨の方が時価総額は大きく、世界的に通用する通貨となりうるのです。
法定通貨を越える信用力を持ちつつ、拡大していってる今、仮想通貨を無視できない状況にあります。
発行体が存在しない
仮想通貨は一定のルールに基づいて、仮想通貨にどれだけ貢献したかによって新たに発行されていきます。
法定通貨の場合は、政府や中央銀行が発行しています。
発行元が信用力となるのです。
ひとつ言えるのは法定通貨であっても、国の信用が落ちれば通貨は暴落します。
例えば日本が、発行しすぎた国債の実質価値を減らそうと、意図的に通貨を供給し続ければ市場に円があふれてインフレと円安は加速します。2倍のインフレが訪れれば、貯金の実質価値は半分になるという事です。
法定通貨は国という後ろ盾がある一方で、政府や中央銀行に意図的にコントロールされる事もあるのです。
では仮想通貨の場合はその信用力は何になるのでしょうか?
ビットコインの信用力
今、仮想通貨の中で一番時価総額が高いのはビットコインです。
ビットコインの信用力を支えているのはブロックチェーンという技術なのです。
ブロックチェーンの画期的なところは、特定の中央サーバーをもたず、P2Pという技術で、世界のコンピューターで分散して仮想通貨の信頼を作り上げている事になります。
ビットコインの取引履歴を全世界の人々で共有しあう事によって、互いを監視し合っている訳です。
このブロックチェーンの技術こそが信用力なのです。
例えビットコインのデーターを書き換えて悪用しようとしても、世界中から監視されているので、すぐにバレてしまう事になります。
逆に言えば特定の権力をもっている人が、自由に操る事ができず、世界中の人々が共通の条件で保有できる通貨という事になるのです。
仮想通貨の適正価格
さて、そんな勢いのある仮想通貨の適正価格はいくらなのでしょうか?!
仮想通貨の価格は需要と供給によってなりたちます。
「仮想」な故に実体がありません。
まさに仮想である事はメリットでもあり、デメリットでもあります。
しかし、先ほども申しましたとおり世界は確実にキャッシュレス化が進んでいます。仮想通貨はキャッシュレスの世界共通通貨としてその地位を確立させていますし、誰にも止められない事でしょう。
仮想通貨での送金や売買など利用できる局面は増えてくる事が予想されます。
すると多くの人が仮想通貨を持とうと購入します。需要が増えれば増えるほど仮想通貨の価値は上がっていきます。
仮想通貨は一部の人たちによって投資対象としと盛り上がっているようですが、まだまだ浸透していません。
真の価値は仮想通貨がクレジットカードや電子マネーのように使えるようになり、法定通貨と肩を並べるようになった時だと思います。
細かな売買はせずに握っておく
そこまで行くにはまだまだ時間もかかるし、それまでに暴騰、暴落も繰り返す事でしょう。
私は少しずつ仮想通貨を購入してはガチホールドしていこうと思っています。
いまさら?って思われるかもしれませんが、仮想通貨が盛り上がっているのはごく一部の方々の間だけです。
いずれ電子マネーやポイントカードのように誰もが仮想通貨を持つ時代がやってくるかもしれません。
仮想通貨があればそれだけで世界的どこに旅行しても使える時代がやってくると思います。
両替する事無く仮想通貨ですべての決済を完了する事ができる時代を想像しています。
スマホを持っている方が異端児であり、ネット通販している方がめずらしい時代もありました。
iPhoneやAndroidを使っている人が変わりものと言われている時代があったのです。
さらにその前はインターネット?何それ?っていう時代だったのです。
仮想通貨は世界を変えるポテンシャルを秘めています。もちろんリスクもたくさんありますよ。値動きの幅は大きいし、仮想通貨の種類は乱立している、税制も整っていないなど課題も多いかと思います。
それでも資産の一部を仮想通貨で持つことは意味ある事だと思いました。
株や債券、不動産と違い実体のない仮想通貨ですがポートフォリオに組み込んでガチホールドするのもありだと思います。分散投資先に仮想通貨も組み込むという事です。
私は資産の1割程度を仮想通貨で長期保有していこうかと思っています。
短期売買は運と実力と資金力が要求される世界です。これは仮想通貨だけでなく、株でもFXでも同じですね。プロのトレーダーとマネーゲームで戦ってもだいたいカモにされておしまいです。
短期投資においてはゼロサムゲームです。
買った分だけ負けた人が存在するという事です。ゼロサムゲームである以上、手数料と税金分で期待値はマイナスとなってしまうのです。
長い目で仮想通貨が世界を変えるのを、見守るくらいのつもりで保有していきたいと思っています。
投資は自己責任です
特に仮想通貨は値動きが激しくリスクが高いと言えるでしょう。
何十年という歴史がある株の証券取引に比べてまだまだ、未知数の部分が多いのも事実です。ビットコインは政府や中央銀行などの管理ではなくブロックチェーンをいう技術で管理されている分、需要と供給だけでその価格が決まっていきます。
まぁ資産運用全般に関する事ですが、投資をした結果、損失が出ようとも誰も助けてくれません。残酷なようですが、すべては自己責任なのです。
自己責任を受け入れた上で、リスクを上回るリターンが期待できると思うからこそ投資をしていく訳ですね!
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