鼻づまりの原因は年中潜んでいます。
鼻づまりは風邪を引いてなる気がしますが、その他にも原因はたくさんあります。
一番多いと思われるのはアレルギー性鼻炎です。
たとえば中国から飛んでくる黄砂やPM2.5で喉を痛めたり、鼻づまりになられる方は多いかと思います。
春や秋にはスギをはじめとしたさまざまな花粉が飛んでいます。
冬になれば、風邪になる事も多く、何が原因で鼻が詰まっているのかわからないくらいです。
その他にもハウスダスト、ペットやカビなどアレルギーになりうる物質はそこらに存在しているのです。
目次(お好きなタイトルからお読みください)
アレルギー性鼻炎の特徴は
鼻づまりは非常に強く鼻で息ができないくらいに閉塞しまう事があります。
また閉塞感がなくとも、水みたいな鼻水が止まる事なくいつまでもダラダラ出続ける事もあります。
私も鼻づまりが激しかったり、鼻水がダラダラと出続けるという事で耳鼻科を受診した事があります。
ただ困ったとこに血液検査をしても具体的にアレルギー反応はでませんでした。
耳鼻科の先生が言うには検査では一般的なアレルギー源しか検査しておらず、アレルゲンは膨大な数があるとの事でした。
アレルギーの原因は特定できなかったけど、たぶんアレルギー性鼻炎でしょうという何とも曖昧な結果となってしまいました。
もっと詳細な検査をすればアレルギー源の特定もできるのでしょうがね…。
結局は対処療法で鼻づまりの対処をしていくしかありません。
鼻づまりを解消させる方法はこちら
1 噂のペットボトルを脇にはさむ方法
詰まっている鼻の反対側の脇にペットボトルを挟み込む方法です。
これが実によく効きます。
一般的な500mlのペットボトルを用意してください。
中身は入っていた方がいいですね。
結構、しっかり挟み込みますので、空のペットボトルでしたらペシャンコにつぶれてしまいます。
右の鼻が詰まっているなら、左の脇に挟み込みます。
左の鼻が詰まっているなら、右の脇に挟み込みます。
ギュっと挟み込んでしばらくすれば鼻が通るようになっています。
おぉ鼻呼吸が復活した!!
鼻と反対の脇にペットボトルを挟み込む事によって交感神経を刺激します。
交感神経が活発になる事によって鼻の血管が収縮されて、鼻づまりが解消する訳なのですね。
この鼻づまり対処法は一時的なもので、時間の経過と共にまた鼻がつまってきますが、それでも一時的に鼻づまりが解消するのはありがたいものです!
2 蒸しタオルで鼻をあたためる
これも即効性がある鼻づまりを解消させる方法です。
まずは蒸しタオルの作り方から。
電子レンジを利用して簡単につくる事ができます。
タオルを濡らしてしっかりしぼります。
その後電子レンジで500wないしは600wで30秒ほどチンするだけで完成です。
レンジをした直後はかなり熱くなっているので、少し冷やしてから鼻にあてます。
蒸したタオルを鼻にあてたなら1分ほど、上を向いて目を閉じましょう。
鼻がじんわりとあたたかくなっていくのがわかるはずです。
と同時に今まで詰まっていた鼻がスゥーと通ってくるのがわかるかと思います。
鼻づまりがひどい場合はこれを繰り返します。
もしかしたら完全には鼻づまりが解消とはならないかもしれませんが、とてもリラックスできるかと思います。
蒸しタオルを鼻にあてるととても気持ちいいのです。
この蒸しタオル、実は眼精疲労にも有効で、パソコン作業などで目が疲れた時には蒸しタオルを作って目の上にあてましょう。
目の疲れがじんわりととれていくのがわかります。
蒸しタオルは1分で作る事ができます。
鼻づまりに眼精疲労にとても効果的かつ、リーズナブルな方法なのでぜひとも覚えておいてください。
3 ネットで有名な息を止める方法
鼻づまり解消法を調べていると行き当たるのが呼吸をとめて頭を動かすという方法です。
「鼻づまりを治す6ステップ」という方法です。
ステップ1:深く息を吸う。
ステップ2:吐く息がなくなるまで、ゆっくりと息を吐く。
ステップ3:鼻をつまむ。
ステップ4:頭を上下にゆっくりと動かす。空を見て、地面を見るまで2秒くらいのスピードで。
ステップ5:これをもう息が必要という、ぎりぎりのところまで続ける。
ステップ6:鼻づまりが解消した、空気の通う鼻呼吸を楽しむ。
実際にこの方法で鼻づまりが解消された方が大勢おられます。
私も、嘘だと思って試してみましたが確か、鼻づまりが解消しました!
すごい効果ですね。
今まで閉塞していた鼻がスースーと通い始めます。
少し時間はかかりますが、即効性がある上、道具も必要ないので外出時にも可能なのがいいですね。
4 鼻洗浄でアレルゲンを洗い流そう
少し鼻が通った時に、鼻洗浄でアレルギー物質を洗い流す事が大切です。
鼻洗浄というとっても気持ちイイ方法があるのです。
鼻洗浄というとものすごい激痛が走って、涙目になるイメージがありますが…正しい方法で行うととても気持ちイイですよ。
鼻の汚れがすべて洗い流されて鼻がスッキリとします。
5 部屋を加湿する
湿度が足らないと鼻の粘膜はカピカピに乾燥してしまいます。
湿度が低すぎると鼻や喉の粘膜はダメージを受けてしまいます。
湿度を保つと、体が本来持つ防衛反応を、フルに効果を出す事ができます。
体が持っている粘膜の防衛反応をきちんと働かせてあげるには、ある程度の湿度は必要となってきます。
夏場などは比較的鼻づまりはマシなのではないでしょうか?!
ジメジメして別の意味でしんどいですが、鼻づまりという意味ではもっともアレルギーに対して防衛反応が効きやすい時期でもあるからです。
鼻の粘膜が乾燥している状態はアレルギーだけでなくウィルスも侵入してきて、風邪をひいてしまいやすくなります。
6 薬での治療
さていろいろ鼻づまりに対する対処法をご紹介しましたが、最後は薬が切り札となります。
アレルギーの薬もいろいろあって、迷ってしまわれるようでしたら、耳鼻咽喉科で処方してもらうのがベストですね。
飲む薬だけでなくステロイドを含んだ点鼻薬など必要に合わせて、処方していただけるかと思います。
気をつけたいのは市販の点鼻薬です。
市販の血管を収縮タイプの点鼻薬はものすごい即効性があります。
点鼻した瞬間に血管が収縮して、スーッと鼻が通ります。
今までの鼻づまりが嘘のように!!
あまりの効き具合に病みつきになりますが、実はこの血管収縮点鼻薬が効果を発揮する時間は短く、すぐに鼻づまりになってしまいやすいのです。
そしてまたすぐに点鼻薬を使用するというループにおちいってしまい鼻炎を悪化させてしまうのです。
薬剤性鼻炎といいます。
もし血管を収縮タイプの点鼻薬を多用されているなら、耳鼻咽喉科での治療をおすすめします。
7 レーザー治療っていう方法もあります
アレルギーが原因で鼻の粘膜が肥大しすぎた場合には、炭酸ガスレーザーで肥大した粘膜を焼き切る治療です。
レーザー治療はアレルギー性鼻炎は慢性鼻炎に有効とされ、レーザー治療した患部がかさぶたとなってとれて、鼻の通りがよくなります。
またよほど重度の鼻炎でない限りは日帰りで行う事もできるので、時間のないサラリーマンの方などでも、比較的受けやすい治療と言えるでしょう。
レーザーといっても無痛ですし、レーザー光は鼻の粘膜表面で吸収されるので安全です。
このレーザー治療の効果は半年ほどと言われており、個人差もあります。
保険を適用する事ができ治療は約10,000円弱くらいです。
まとめ
以上、鼻づまりに解消法をご紹介させていただきました。
ただ鼻づまりの種類によっては、病院で治療しない限りはなかなか治らないものも存在しますし、外科手術が必要になる場合もあるようです。
ただ鼻呼吸ができないという事は、生活におけるクオリティに関わってきます。
口呼吸ではデメリットが多く、いろいろと弊害も多いものです。
鼻づまりをおこすと集中力はそがれるし、口で呼吸をしていると、口の中が乾燥してしまいます。
人は本来、鼻で呼吸するものです。
鼻がつまってしまって、呼吸ができない状態は異常事態なのです。
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