日本においてはぶっちぎりでAppleのiPhoneが人気あります。そのシェアは7割に迫る勢いなのです。
iPhoneの使いやすさはその使い勝手と、痒いところにまで手が届く作りがなされているところにあるかと思います。
一旦、iPhoneを手にすると確かに手離せない感じはよくわかります。実際に使えば本当に良くできたスマホ&OSなんだとわかります。
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この現状日本だけ?!
ただし、このiOSが圧倒的な人気あるという話は「日本だけ」の話です。
実はアメリカでも、イギリスでもAndroidの方がシェアは高く、ドイツにいたってはiOSは2割をきっているとか。
世界的に見ればAndroidが7割となり、シェア数は逆転してしまうのです。
iPhone最大の欠点?
AppleがiPhoneのメーカーであり、OSを作っています。独占状態です。
OSの開発とスマホの開発が同じ会社っていう事は使いやすさなどのメリットがある分、価格競争がおきないというデメリットも存在します。
長い目で見れば、競争のないことろに繁栄はありません。
世界的にみれば2012年に約27%だったAndroidは2017年には約71%にまでシェアを伸ばしています。
なぜこんなに伸びているのか?それは激烈な競争があるからですね。
iOSはApple以外のメーカーからは販売できないので、そこに競争が生まれないのです。
世界で争われるAndroidスマホの開発
Androidは機種に依存しませんのでどのメーカーも自由にスマホを開発できます。
多くのメーカーの技術者が社運をかけて端末を開発して、より安く、より高機能に端末を作る事を心がけています。
その為にAndroidの機種は非常にコスパが良いと言わざるを得ないのです。
昔は中国性のスマホは安かろう悪かろうでしたが、今やiPhoneと肩を並べられるくらいにまで成長は加速しています。
二万円程度でスマホが購入できて、さらにiPhoneとできる事が変わらない(
さすがにスペックは劣ります。)となれば売れるに決まっています。
私も毎年一台購入して、型落ちをサブ機として運用しています。iPhone一台買う値段で5年間毎年新しいスマホを買い続けられるのです。
バッテリー交換するくらいなら新品を買っておくか…程度の感覚ですね。
それにスマホは常々持ち歩くので、非常に故障しやすいです。どんなスマホでも少し衝撃が加われば画面は割れます。
そこそこの値段のスマホを買い替え続けるというのも一つの手なのです。余った端末は格安simで子供に持たせる事もできます。
家族みんな最新iPhoneで揃えようと思えば、それこそ莫大な資金がかかってしまいます。
激安の端末から、フラグシップを争う端末まで自由に選ぶ事ができます。
ソニーのXperia、SamsungのGALAXY、他にもASUS、HUAWEI、Xiaomiなどが凌ぎを削って端末機を開発しているのです。
大容量バッテリーに特化させたもの、最新CPUを積んだもの、2画面のもの、物理ボタンのついたゲームに特化したものなどバラエティーとんだ端末の中から自分に合ったものを選ぶ事ができます。
逆に見る目がないとたくさん種類があって訳がわからないかと思います。
iPhoneは迷う必要がない
ただ選択肢が多いというのも考えようによっては大変です。
iOSなら迷う事すらなく、iPhone一択でiPhoneの種類も非常に限定されています。
iPhoneを買うだけで、品質と性能が担保されているので、ハズレを引くことはありません。
この安心感がiPhoneの最大の魅力となります。
スマホの操作になれていない方にとっては売れている端末を持つと言う事は安心感にも繋がりますし、実際にさまざまな情報が手に入りやすいです。
トラブルが起こってもネットでググればすぐに解決方法が見つかります。携帯ショップに行ってもiPhoneならすぐに解決方法を教えてもらえる事でしょう。
将来はアプリ次第
現状ではiOSでも、Androidでもどちらを買っても大差はなく、できる事も変わりはありません。
ただし、iOSとAndroidのシェアの差はどんどん大きくなってきています。
スマホの使い勝手を大きく変えるのはメーカーよりアプリと言えるでしょう。
CPUやメモリは年を追う事に進化していっています。
そのパワーアップしたスマホをいかに使いこなすかはアプリ次第なのです。
さて、そのアプリもiOSとAndroidで大きな差がついていっています。
アプリのダウンロード数は2021年には、iOSが420億、GooglePlayは1,960億、サードパーティを含めると3,000億という大差がつくと予想されています。
アプリの売上高もじきに、AndroidがiOSを追い越す事でしょう。
アプリ開発はお金が落とされるところに集中的に投資されます。
世界の企業のアプリ開発のプラットフォームは、Androidに変わりつつあるのです。
海外のアプリには本当に素晴らしい使い勝手の良いものが多く、私もたくさん利用させていただいております。アプリが我々の生活を一変してくれるのです。
ブランドのiOS、将来性はAndroid
Androidの伸びしろはとどまる事はなさそうです。
自由開発、自由競争が原理原則の資本主義としての流れを見ても当然かと思います。
お金の流れがAndroidにより傾いていく事は間違いなさそうです。
ただし、日本だけは事情が違うようで、iPhoneのブランド力は圧倒的なのです。
学校ではみんなiPhoneを使っています。会社でも多くの方がiPhoneを使っています。
なのでiPhoneを使っていなかったら、恥ずかしいなんて現象も起きています。
人の多い場所で、iPhoneの着信音がなれば、みんなポケットに手を突っ込むなんて様子がみられるのも日本でいかにiPhoneが使われているかよくわかる現象ですね。
みんなが持っているから自分も持ちたいと言う気持ちから、日本のiPhone人気は不動のものとなっています。
それに一旦、iOSを選択すれば、Apple ID が紐付けされ、そこにお金を投じていく事になりますので、Androidに変えづらくなってしまいます。
世界の流れは圧倒的にAndroidとなりつつありますが、日本においてはiOSの時代が当分続くと思います。
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