定期昇給やベースアップが取り入れられている会社ではどうしても、年齢が高い方が高給となりがちです。
年功序列と成果主義を組み合わせて導入されている企業が多いかと思います。
一時期、完全成果主義が流行った時期がありましたが、離職者の多さなど弊害も多かったようです。
年功序列も成果主義もどちらもメリット・デメリットがあります。それを組み合わせて運用されている訳ですね。
高給取りにも種類があります。
目次(お好きなタイトルからお読みください)
役職が高い高給取り
一般的に管理職や企業役員などは高級です。
まぁそれ相当に責任も負わされるし、嫌な仕事をしなければならないので当然と言えば当然です。
課長や部長が高給取りなのは多くの人が納得するところなのではないでしょうか?
もし、自分も高給取りになりたいなら社内で昇進して、役職を上がっていけばいいのです。
役職が上がれば、それに応じて責任の度合いが増えて、給料が増えます。
逆に給料が増えなければ誰も昇進したいなんて思わない訳ですからね。
給料だけが高い一般職
一般職でありながら高給取りの社員はどこの会社にもいるものです。長年、働いていれば給料が上がっていき、40代、50代になったころにはそれなりの給料になるのです。
働かない人
給料が高いのに働かない社員は会社内で目の敵にされます。
若手の社員はどんなにがんばっても、50代の平社員にかなわない訳ですからね。
お金をもらっている分、責任を負ってくれればいいのですが、役職も低いので責任ある仕事からは逃げ出す訳ですね。
まさに会社内でモチベーションを下げてくれる存在となる訳です。
無能な人
年齢を積み重ねても能力がないので昇進できなかった人たちです。
役職は上になればなるほど、人数が少なくなります。
課長などの管理職ともなれば、限られた人、競争に勝ち抜いた人となります。
逆に出世争いに負けたり、そもそも昇進する気がない能力のない社員でも年を重ねればそこそこの給料となるのです。
仕事ができないのに高給取りとなってしまうのです。
要領のいい人
仕事もある程度できるし、会社内である程度人望もあるのに出世しない人たちの事です。
上位役職につけば給料は上がるけど、残業は増えるし、責任も増えて胃を痛める毎日がまっています。
そんな状況になるのがわかっているから自分から出世の道を避けて現場に居座り続けます。
無理に出世しなくても、給料は上がっていくのだから楽な道を選ぶ訳です。要領の塊のような人も、一般職として高給取りとなってしまうのです。
定期昇給がある限り無能な高給取りは存在し続ける
この問題は会社の制度にあります。
要は定期昇給やベースアップがある限りなくなりません。
若手が50代社員に給料で勝とうと思えば完全成果主義の会社で結果を出すしかないのです。
外資系などでは完全成果主義を導入していますが、多くの会社では年功序列と成果主義の組み合わせとなっており、どうしても無能な高給取りが生まれてしまいます。
高給ぶら下がり社員のその後
平の高給取りは会社にとっては、一番経費の負担が大きいところでもありますね。
言い方は悪いですがお荷物的な存在です。
そのまま無事に定年退職まで勤め上げられるとは限らないのです。
給料カット
経営方針によって給料のカットが行われる場合、一番あおりをくらうポジションとなります。
もともと高給取りなので給料のカット幅が大きくなりやすいのです。
転籍や出向
銀行などでは、出世争いに負けた社員は出向する場合が多いと言われています。
出向ならまだしも転籍になる場合も。出向は出向元との雇用契約が継続しているのに対して、転籍では転籍元との雇用契約は終了してしまいます。
そうなると給料の大幅カットはやむを得ない状況となるでしょう。
窓際部署への配置換え
花形の営業部から他の部署への配置変えなんかは普通に行われています。
年いってから慣れていない部署についていかされると苦労する場合が多いです。
営業畑のものが、総務部に言ったりすればいままでのキャリアはなかったに等しい状況となります。
リストラ名簿に
会社が営業不振に陥り、赤字転落などすればリストラが行われる場合があります。
この場合も、中年の高給取りの社員は格好のターゲットなのです。
同じ役職で同じ仕事をするならより、給料の高い人からリストラされる可能性が高くなります。
おっさんこそ、現状打破を目指すべき
そんな高給取りと言われる40代、50代こそ今の現状に満足せず、さらなる未来を見据えて動くべきだと思っています。
60才で定年退職ですが、世の中60歳ってまだまだ現役です。老け込むには早すぎます。
今まで生きてきた経験とアイデアを活かして、お金を稼ぐチャンスです。私はブログ運営という形で副業をしています。
ブログの基本は書くという事。ライティング作業自体は高齢になっても比較的続けやすいです。
今までの人生で経験した事が活かせる分野でもあります。10代や20代の方たちとはまた違った文章をかけるのではないか?と思っています。
逆に総インターネット社会だからこそ、人口構成比の高い年代をターゲットにした記事もそれなりに需要があるのではないでしょうか?
企業からの報酬で資産を蓄えよう
給料をもらう事を当たり前と思わないようにしています。経営なんて来年はどうなっているか、わからないものです。経営者が変われば会社は変わります。
今貰っている給料を活かす為にも余剰資金は積極的に投資にまわして資産を蓄えています。
「億」の資産があれば株の配当金だけでも、かなりの金額になり生活費の足しになります。
資産を貯めるのは毎月の積み重ねです。それを何年も続けて、大きな資産となり自分自身を助けてくれる事になるのです。
自分らしく生きながらお金を得る事が重要
早い遅いはあるもののみんないずれ退職の時期はやってきます。
定年退職まで働く人、勧奨退職に応じる人、早期に退職して自分の道を選ぶ人さまざまです。
もし、お金に目途がつけば残りの人生もっと自分らしく生きられるのではないでしょうか?
会社にいつづける事も一つの生き方ですが、もっと自分らしく生きる事を考えてみても悪くない気がします。
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