発達障害の長男にとって最高の療育をしてくれる次男

長男と次男は同じ小学校に通う兄弟です。学年が近いのでいつも一緒に行動します。
長男は発達障害で、次男は定形発達ですが、仲良し兄弟でお互いに刺激しあって苦手な部分を補いあっています。

 

コミュニケーションの苦手な長男

私の長男は軽度の知的障害を伴う自閉症スペクトラムです。世間では発達障害とよく言われていますね。

発達障害の特徴に、コミュニケーションが苦手という事があげられます。

言葉の裏を読み取れず言葉のまま受け取ったり、相手の言葉が耳に入っていない事などがあります。

これは生まれ持った特性で、発達障害の方が生きづらさを感じる所以であります。

このコミュニケーションが苦手という部分は治る事はありませんが、生活に支障をきたさないように取り組んでいく事が大切になります。

まわりの理解と療育によってそれが可能になります。人から話しかけられても、自分の事だと気付かない長男を見て、次男は肘でつきます。

あぁ自分の事言われていたんだと…。社会生活を通して少しづつ行動を見直し、社会に溶け込めるようにしていくしかないのですね。

次男が模倣的な行動をしてくれるので、長男にとっては行動を学ぶいい機会だったりします。

 

勉強嫌いな次男

学校や登校班で模倣的な行動をとってくれる次男ですが、大の勉強嫌いなのです。家に帰ったらゲームがしたいという気持ちが優先されます。

それに対して長男はまず宿題から取り組んで、家でとっている教材をこなしてから遊びます。発達障害ですが、逆に地道に取り組むと言った事には優れているようで、一旦ルーチンワーク化すれば苦痛に感じる事なく勉強に取り組めるのです。

しっかり勉強に取り組む長男は次男にとってよいお手本であり、尊敬すべき存在なのです。

やるべき事をしてから遊ぶと言う習慣を子供の頃からつける事は大切です。

 

 

忘れ物をする長男

長男は忘れ物が多いです。なので前日からしっかりと準備に取り掛からなければなりません。時間割を見て、一つ一つ忘れ物がないようにしっかりと準備をして学校にいきます。

まぁ忘れ物をしてしまっても、あまり気にせずに隣の人のを見せてもらったり、うまい事過ごしているようです。

忘れ物をするのは困った事ですが、忘れ物をしてしまった時に対処できるという事も大切です。

問題は忘れ物をしても気にしなさすぎるという事かもしれません。

 

忘れ物をしない次男

一方で次男は要領よく次の日の準備をしてほとんど忘れ物をしません。時間割表をみてほんの数分で準備をすませます。

忘れ物をしないという事は大切です。効率よく準備ができているのですからね。

ただ、長男と違って忘れ物をしてしまったら滅法弱いそうです。低学年っていうのもあるのでしょうが、忘れ物をしてしまったらどうしろうかとオロオロ戸惑ってしまい泣いてしまう事もあったとか。

忘れ物をしないように準備ができるという事も大切ですが、人は必ずミスをする事があります。ミスした時、どう対処するかそれも大切な事ですね。あまり気にしすぎるのもよくありません。

 

負けず嫌いの長男

長男は大の負けず嫌いです。勝負事に必死になり過ぎてしまって、自分が負けてしまうと我慢できずに怒ってしまいます。怒ってしまうので時としてまわりを不快にさせる事もあります。

勝負に本気に取り組むのは良い事だし、負けるのが悔しいという気持ちを持つのも大切な事です。

しかし、結果を受け入れ諦めるという事も大切なのです。

いつまでも勝負の結果にこだわっていては、前に進めない事もあるのです。本気で取り組む時は取り組んで、その結果は真摯に受け止めるという事を学んでいるところです。

 

勝負にこだわらない次男

一方で次男は勝負をしても、結果に全くこだわりません。逆に負けず嫌いの長男をわざと勝たせてあげたりします。

柔軟に物事に取り組めている一方で、もっと勝負にこだわった方がいい時もあります。

負けて涙を流す事も必要な時もあります。悔しいという気持ちが努力に導いてくれ成長させてくれるのです。

 

2人はいつも仲良し

発達障害の長男と定型発達の次男はパッと見いは、デコボココンビですが、いつも仲良く遊んでいますし、出かけたらいつも兄弟で行動しています。

長男は次男を見守ってあげて、泣いている時などは本気で助けようとしてあげる優しさがあります。

次男は、長男の事を見守ってあげて、足りない事などがあるとアドバイスをあげたりヒントをあげています。

兄弟で支え合うと言う事は本当に良い事だと思いました。お互い全く性格も違うし行動も違います。しかし、一緒に行動して、一緒に学んで、一緒に成長してくれています。

2人にとって学ぶべきは、もはや親ではなく、お互いの存在なのかもしれません。長男にとって次男は最高の療育の先生であり、次男にとって長男は頼れる存在なのです。

 

レインマンという映画

この話を記事に書いている時にふと頭に浮かんだのはレインマンという映画です。1988年に公開された映画ですね。知っておられる方も多いのでは?

父親の遺産を引き継いだ自閉症の兄と、それを狙う弟。兄弟で旅行を続けるうちに本来の絆と取り戻していく話ですね。映画の中で自閉症という障害についても丁寧に表現されていたかと思います。

兄弟の関係について考えさせられる映画として、自閉症を描いた映画として今でも見続けられていますね。本当の兄弟の絆について考えさせられる名作中の名作です。

 

 

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