ブルベアファンドが長期投資家に全く向かない理由とは?

ブルベア型ファンドってご存知ですか?投資信託を購入されている方にとって、ちょくちょくランキング上位にでてくるファンドです。ブル?ベア?いったい何だろうと眺めておられるかもしれませんね。

 

ブルベア型ファンドとは?

先物やオプションを利用します。そして基準となる指数の変動率に倍数をかけた値動きを目指すファンドです。例えば日経平均株価が2%上昇すれば、3倍ブル型ファンドでは6%の値動きを示します。

その逆もしかりです。

ブルとは上昇の意味で、ベアとは下落の意味をさします。

 

一方的な相場には滅法強い

一定の倍率をかけた金額で動きますので、一歩的な値動きをした場合には大きな利益を得る事ができます。

上昇、もしくは下落が継続した場合は、一定倍率以上で資産が増え続けるので大きな利益をもたらす事になるのです。

つまり今後、相場が大きく一方的に動くと確信が持てた時に買うべき投資信託となります。

 

上がって下がって戻るだけで損をする仕組み

 

一番の問題は相場は常に上がり下がりを繰り返すという事ですね。

わかりやすく違いを出すために極端な例を出したいと思います。実際にはこのような極端な値動きはしませんけどね…。

日経平均が100→90(10%下落)→100(約10%上昇)という動きをしたとしましょう。

3倍型ブル型ファンドではどのような動きになるのでしょうか?

100→70(30%下落)→91(約30%上昇)という動きになります。

あれ下がって上がってもとに戻っただけなのに大きく資産が減っています。

普通に日経平均を保有し続けていると変わらない値動きなのに、ブル型ファンドでは大きく値を下げています。

 

3倍ベア型ファンドではどのように動くのでしょうか?

100→130(30%上昇)→91(約30%下落)となります。

あれれ?ベア型ファンドでも大きく値を下げましたね。要はレンジ相場で動く限りは、長期的に見て損していく事になる訳ですね。

 

10%下落 10%上昇
日経平均 100 90 100
3倍ブル型 100 70 91
3倍ベア型 100 130 91

 

つまりブルベアファンドはレンジ相場に弱いのです。上がり下がりを繰り返すだけで基準価格が下がっていくと言う大きな弱点を抱えたファンドなのです。

 

つまり長期投資には全く向きません

これは逆張り投資とは反対の事をしている事を意味します

日経平均が上がる度に買い増していき、日経平均が下がる度に売って言っている事になります。

安い時にたくさん買って、高い時に買い控えると言うドルコスト法の真逆をいく方法で投資をしている事になります。

 

株と言うものは上がったり下がったりを繰り返しながら、大きな相場を作っていきます。

一方的な相場なんて歴史的に見てもそうそうありませんし、その時をピンポイントで当てるのは非常に難しいと言えるでしょう。

つまり長期で保有すればするほど、基準価格は下がっていく運命にあるのがブルベアファンドの最大の特徴であり、絶対に覚えておきたい事になります。

 

相場を判断できれば困らない

今後の相場の動きがわからないからこそ、インデックスファンドのドルコスト法が王道と言われているのです。

日経平均が順調な時なんかは売上ランキングでブル型ファンドが顔を出す事があります。

ただ、みんなが買っているからとブルベアファンドの本質を知らずに投資すれば大きな痛手を被る事になります。

 

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