中間管理職トネガワを読みましたがめちゃくちゃ面白かったのでご紹介します!会社で苦労する中間管理職を描いた漫画ですのでサラリーマンの方なら全編通してニヤニヤしながら読める事でしょう!
『賭博黙示録カイジ』は、福本伸行さんによる漫画ですが、そのスピンオフとして中間管理録トネガワという漫画が発売されています。
カイジシリーズはたくさん発売されていますが、賭博黙示録カイジを読んでおけばシリーズとおしてどんな漫画なのか理解しやすくなるかと思います。
トネガワはそのカイジの中に出てくる悪役です。
いわゆる中間ボス的な存在で、まさにカイジに立ちはばかる敵役な訳です。
中間管理録トネガワはそんな利根川幸雄を主人公にした公式スピンオフ漫画です。
漫画タイトルは中間管理録となっていますが、いわゆる中間管理「職」の事を指している事と思われますので、ブログでは管理「職」として書かせていただいています。
本編のカイジに迫る面白さ!
自身の勤める帝愛グループの中間管理職として古今奮闘するトネガワの姿がコミカルに描かれています。
上司(帝愛グループの会長)と部下(黒服たち)の軋轢に阻まれるその姿はすべてのサラリーマンにとって少なからず理解のできるところです。
とんでもない上司を持って、たくさんの部下を抱えて仕事をまわしていかなければならないのはまさに中間管理職。
漫画を読み進めていくと「あるある」過ぎて…大爆笑の連続です。
上司と部下の顔色を伺いながら、次から次へとトラブルが舞い降りて、ほぼ年中無休で働くトネガワはまさに中間管理職という仕事を見事なまでに描いてくれています。
超絶ブラック企業である帝愛グループで、右往左往しているその姿を自分に当てはめて読んでしまうのです。
会社に不満を抱えながら働くサラリーマン時はトネガワに共感して、時には黒服の気持ちになれるかと思います。
環境は共感できるけど、内容は無茶苦茶なありえない事の連続です。
それでも非常におもしろいです。
たまーに無性に読み返したくなる、そんな中毒性を兼ね備えたおすすめの漫画です。
特に企業で不満を抱えて働くサラリーマンは読んで損はない漫画ですよ。
チーム内でインフルエンザの発生して、徹底した予防を心がけます。
部下に対してマスクを義務付けて手洗いの方法まで徹底指導!
しかし、トネガワ自身がインフルエンザを発症してしまい復帰を果たすころにはチーム全体が全滅している様は、まんま自分の会社と同じで声をあげて笑ってしまいました。
出典:中間管理録トネガワ(2)より
また管理職であるトネガワ自信がTwitterを使ってフォロワーを獲得しようと必死になるものの、全く反応される事なくフォロワーが増えない様なんてよく描かれていると思います。
アンチVSトネガワのTwitter合戦は、Twitterをしている方ならみんなニヤニヤして読んでしまう場面ですね。
出典:中間管理録トネガワ(5)より
現実離れしているとんでも漫画なのですが、その中に絶妙なリアリティがちりばめられているのです。
帝愛グループという現実離れした企業と、実際にありえうるリアリティこそがこの漫画の面白さであり魅力なのだと思います。
この中間管理録トネガワは一般社員(黒服)から、管理職(トネガワ)まで多くのサラリーマンにぜひとも読んでもらいたいですね!!
コメント