なんでこんな事もできないの?
まわりのお友達はみんなできているよ!
発達障害の子供を持つお母さんやお父さんはストレスが溜まりがちです。
そうでなくとも育児はストレスがかかるもの。
発達障害の子供の場合、まわりの子供たちと比べて成長が遅かったり偏りがあったりして、親は余計にストレスを抱える事になります。
そして我が子の将来について大きな心配を抱えながら過ごす事になります。
私も毎日がストレスを抱える日々です。
特に幼児期は将来の見通しが立たないという事で、この子は将来どのように生きていくのだろうかと不安で仕方がありませんでした。
親がそんなストレスを抱えていると子育てや療育にも影響が出てしまいます。
ですので親のストレス発散もとても重要です。
いつも心配事ばかり抱えているのはよく理解できますが、ストレスは自分にとっても子供にとってもあまりよくありませんので、意識的にストレス解消に努めたいですね。
目次(お好きなタイトルからお読みください)
発達支援センターに相談する
子供の成長について心配なら公的機関に相談しましょう。自分の思うような答えは返ってこないかもしれません。
しかし、漠然とした不安を抱えているよりかは相談をして、少しでも不安を解消していきましょう。
市町村ごとに呼び名は違うかもしれませんが、相談機関はあるはずです。
相談先がわからなければ、とりあえず市民課に聞いてみれば相談先を教えてもらえるはずです。
発達に関する相談って他人にはしにくいものです。
特に自閉症や発達障害の悩みってまわりの親にはわかってもらえないものです。
だからこそ、専門機関に相談すべきであり、そこで今、抱えている不安を聞いてみるべきなのですね。
医療機関に相談する
発達障害を専門とする小児科や精神科の先生は多くの子供を見て来られています。
ですので、その子に必要な支援や、サポートなどの情報を聞く事もできますし、今何をすべきかを相談する事もできます。
ただ、発達障害の専門医の受診は非常に混んでいて数か月待ちというのはザラです。
もし専門医に診てもらいたいと思っておられるなら早めに病院の予約を取る事をおすすめします。
イベントに参加する
私は障がい者を対象としたサマーキャンプなどに参加しています。
調べてみればさまざまな団体が障がい者を対象とした催し物を開催されている事がわかるでしょう。
市役所に問い合わせてみてもいいかと思います。
そうする事によって同じ悩みを抱える親同士の交流が深まります。
近所の方にはなかなか理解してもらいない障がいに対する悩みも、同じ悩みを持つ人同士なら話ができます。
話をする事によって悩みも少し楽になる事でしょう。
療育に取り組む
どれだけ悩んでいても目の前の子供は変わりません。
子供の成長を促して、生きやすくしてあげる為には療育に取り組んでいかなければなりません。
悩みながらも、とりあえずは療育に取り組んでいく事が重要です。
療育は量がものを言うとも言われています。
数字や言葉を理解させるのに、まわりの子供の何倍も努力が必要になってくる場合があるのです。
療育は大変ですが、子供は確実に成長してくれます。
子供の力を信じて、悩んでいる暇があるなら療育に取り組んでいくのも大切かと思います。
外出してみる
毎日家のなかで、子供と向き合っていればストレスは溜まりがちになります。
必死でいろいろな事を教えるもののなかなか理解をしめしてくれない子供に対して気持ちも沈みがちです。
そんな時は公園や、山や海に出かけていました。
広々とした場所なら多少、走り回っても誰の迷惑にもなりませんし、好きなように遊んでもらえます。
親も子供も開放された空間で伸び伸びした時間を過ごす事ができます。
発達障害の子供はパニックを起こしたり、走り回ったりする事があるので出かける事すら億劫になってしまう事がありますが、公園などでは走り回っても問題となりにくいのです。
山では大きな声を出してもいいし、海岸を自由に走り回っても良い訳ですね。
自然の中で新鮮な空気を吸って、誰の目を気にする事なく自由な時間を過ごす事ができるので気持ちもずいぶんと晴れる事かと思います。
泣きたい時は泣けばいい
どうして自分の子供に限って…子供が障がい者だという現実、そして将来に対する不安で心が押しつぶされそうになる事もあるでしょう。
そんな時は泣けばいいのです。
泣きたいだけ泣いて、涙が枯れるくらいに泣けばいいのです。
泣く事は体にとって、癒し効果があるというのは科学的に証明されています。
感情をおしとどめる事なく泣けるという事はとても大切な事です。
子供に対する不満や怒りを泣くと言う形で、感情を出してみて下さい。
泣けるだけないたら、不思議と心は澄み渡っているものです。
家族でお出かけをする
障がい者をサポートしてくれている施設はたくさんあるものです。
子供が小さいなら動物園や、水族館、植物園など多くの場所に出かけるのも大切です。
発達障害の子供ははじめての場所に対して大きな不安を抱える事もあります。
どんな場所なのかわからずにドキドキしてしまうのです。
なので事前にパンフレットを取り寄せてどんな場所か説明してあげたり、Youtubeの動画などで場所を見せてあげておくとパニックを起こす可能性も減る事でしょう。
さまざまな場所に連れて行ってあげて多くの事を体験する事が子供の成長にも繋がりますし、親にとってもストレスを解消する機会になる事でしょう。
なかなか思うように行動をしてくれない事もあるかと思いますが、それを乗り越えて成長していきます。
暖かい目で見守ってあげましょう。
子供をハグしてあげる
目の前の子供はかわいいものです。
子供をしっかりと抱きしめてあげる事で、親も子供も安心する事ができます。
もしストレスが溜まっているなぁと感じるなら、子供を両手でハグをしてあげましょう。
不思議と子供をハグするとさっきまでのストレスが消えてなくなるものです。
ギュっと子供を抱きしめて、ただ目の前の子供への愛を感じる事はとても大切です。
親にとってかけがえのない子供であり、子供にとって唯一の親なのですからね!
まとめ
そうでなくても育児はすべての親にとって大変な事です。
育児ノイローゼと言う言葉が存在するくらいですからね。
ただですら大変な育児なのに発達障害や自閉症の子供を育てるとなれば、そのストレスは計り知れないもものとなります。
だからこそ意識的にストレスの解消に心がけて、子供と過ごす大切な時間を楽しむ余裕も持ちたいですよね。
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