3月になれば会社では転勤を含めて人事異動の話で持ちきりです
そういう私も4月の人事異動の内示を受けました…。
正直やってられない感もありますが、会社で決められたルールなので仕方ありません。
私の会社では正社員はほぼ数年に一回は人事異動があります。
なので、転勤はつきものです。
人事異動で職場が変わると言うとデメリットばかり思い浮かびがちですが、とりあえずはメリットを考えて前向きに捉えていきたいと思います。
目次(お好きなタイトルからお読みください)
転勤は突然ふってわいてくる出来事
え?まさか自分なんて感じですね…。
3月の中旬以降に上司呼び出されたら、あぁ人事異動の内示か…と悟ってしまいます。
内示とは人事異動に先立って行われるのが、 異動の「内示」です。
あなたはいついつ付けでどこどこの部署に配属されますよ!と事前に会社側から伝えられてその準備をしていかなければなりません。
自分の持っている仕事を引き継いだり、異動先の情報を収集したり、机やロッカーの整理をしたりとやるべき事はたくさんあります。
頭の中では異動は仕方ないとは思っているものの、異動先の部署の事や勤務地の事で頭がいっぱいになります。
特に引っ越しを伴う場合は家族を含めて急に大きな影響を及ぼします。
サラリーマンにとっては人事異動はそれくらい大きな事なのです。
人事異動によるメリットを考えてみる
1 キャリアアップ
基本的に転勤はキャリアアップに繋がります。
違う部署の違う環境で働くことで、考え方にも幅ができて仕事上でのスキルも向上します。
サラリーマン人生において転勤はメリットになる場合が多いです。
逆に言えば、転勤はキャリアアップに欠かせません。
同じ勤務地、同じ部署にいればそれ以上のキャリアアップは望めない事になります。
役職が上がったり、階級が上がる時は転勤はつきものです。新しい役職としての役目を新天地で果たしてもらうと言う事はよくあります。
今まで培ってきたキャリアを最大限に活かして、さらなるキャリアを積んでいく必要があるのですね。
新しい役職では部下の数が増えて、会社での立ち位置も変わってくるでしょう。自分の及ぶ権限が増え、そして責任も増えることでしょう。
より一層仕事に対する情熱を向けて取り組まなければいけませんよね。
どこまでキャリアアップするかは自分で考えるべきところではありますが、せっかく仕事をするならなるべく上を目指して頑張っていきたいですね。
ただキャリアアップだけが仕事ではありません。自分の実力以上の役職に就く事は悲劇を生みかねませんので難しいことろでもあります。
2 違う仕事を覚えられる
例えば営業部と総務部では毎日の仕事が全く違います。
1日の流れも違うので働く部署が違えれば、まさにゼロからのスタートということになるでしょう。
会社内で上を目指すのであれば、様々な部署を経験しておくことは悪いことではないかと思います 。
特に部長級以上の役職では、会社全体の組織を理解している事は当然で、組織全体を見て動かすことが必要となってくるからです。
取締役ともなれば会社内の仕組みを一通りわかっていない事には話になりません。まさに会社の命運をわける経営者なのですからね。
会社内にどのような組織があり、部署があり、担当が分かれて業務が回っているか、仕事が進んでいるかを細かく把握していく必要があります。
もしあなたが管理職を目指し、そのさらにその上を目指すのであれば、一つの部署だけではなくより多くの部署を経験するということは必要な事なのです。
人事異動はそうした経験を積むのにどうしても必要な事なのです。
多くの会社で営業部は花形かもしれませんが、会社は営業部だけでまわっているのではありません。
様々な部署が縁の下の力持ちとして支えていてくれ、組織は動いているのです。
3 新しい出会い
転勤をすれば新しい職場に行くことになりますので、新しい出会いがたくさんあります。
新しい人間関係は自分を成長させてくれる可能性が高く、自分にとって刺激になる場合も多いです。
今まで 慣れてきた職場を離れて、全く知らない職場に行くのはかなりのプレッシャーになりますし、一時的にストレスを抱える事になるでしょう。
しかしそれを乗り越えて新しい職場でスタートするということは、自分にとって大きな転換期となることも多いのです。
転勤を繰り返すと会社内での人間関係に厚みが増します。
転勤したからといって以前の職場の人間関係が絶たれるわけではなく、いざという時には相談したり連絡したり頼ることができます。
何度か転勤していくうちに会社内に自分の知り合いがどんどん増えてきて、どんどん仕事がしやすい環境が整っていくという事になります。
4 悩みが解決できる
転勤がなければ何年何十年と、同じ人と仕事をし続けることになります。これはメリットでもありますが、大きな危険性を秘めています。
仕事を辞める人の原因には仕事そのものと同じくらい、人間関係のもつれがあげられます。
ずっとこの上司のもとで仕事をやり続けなければいけない、我慢し続けなければいけないと思うだけでげっそりしますよね。
人間関係に悩みがある時、転勤は大きな分岐点になります。私も過去に人間関係で悩んでいた時に、人事異動で助けられた経験があるのでよくわかります。
要は自分か上司かどちらかが転勤してしまえば、人間関係はリセットされることになります。
あと少し我慢すれば、新しい人間関係が築き上げられるので、我慢ができるのです。終わりが見えているという事はとても大切です。
たとえ嫌な上司と巡り合ってもあと数年間我慢すれば、また別の環境になり、別の人間関係のもと仕事ができると思えば我慢もできるものです。
5 新しい環境は気分転換になる
同じ環境で働いていると、慣れてきて作業がマンネリ化することは仕方がないことです。
何年も同じ職場にいればひたすら同じ作業を続けることになり、仕事自体が飽きてきたり嫌気がさしてくるということもあります。
数年に1回程度の間隔で転勤があるという事で、今の仕事がずっと続く訳じゃないと思え、逆にやる気に繋がってきます。
新しい職場に行くことで、環境は一新します。
環境が変わるということは、また新しい気分で仕事を始めることができるのです。入社当時の前向きな気持ちを再び呼び起こしてくれるきっかけにもなります。
6 ご当地料理に、知らない観光地
引っ越しは基本的にデメリットばかり目を向けがちです。
引っ越し自体はかなり面倒だし家族にも大きな負担をかけます。
ただ転勤は会社の命令なので基本的にどうしようもない部分があるので、引っ越しは仕方ないと割り切って、新しい生活環境を楽しむようにしましょう。
初めての場所で新しい観光地を回ったり、そのご当地の美味しい料理を食べたりしながら、楽しむことにしましょう。
負の部分を引きづるのではなく、引っ越しに伴う良い部分にもしっかりと目を向けましょう。
新しい生活環境に慣れれば、そこを起点に様々な場所に訪れて、いろんな場所に行って、たくさん出かけて遊ぶようにしましょう。
それこそが引っ越しというデメリットをメリット最大化する方法なのです。
まとめ
多くのサラリーマンにとって人事異動は本当に大きな出来事です。
仕事場所が変わるのだから、それなりにストレスのかかる事になります。
なので、実際に人事異動では会社もそれなりに気をつかい、場合によっては揉める事もあるみたいですね。
ただサラリーマンは会社に雇われた立場なので、よほどの事がない限り内示がひっくり返る事はありません。
転勤や部署変更に落ち込んでいても仕方ありません。新しい人生がスタートするくらいの気持ちで前向きに取り組んでいきましょう。
最初の数か月は慣れない環境でストレスが溜まりますが、それもいずれ慣れてきて新天地が自分の居場所になる事でしょう!
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