頭脳と頭脳がガチンコでぶつかり合う緊張の連続の漫画…、お互いの心の隙間を探り合い一歩でも上に立とうとするそんな心理戦・頭脳戦にすぐれた漫画を紹介します。
頭が寝ぼけている時に読めば、一気に目が覚めるはず!
相手をいかに騙して自分が上に立つか、そんな駆け引きが見事に描写されている漫画を集めてみました。
心理戦・頭脳戦の漫画と言えばこれ!みたいな有名どころから、あまり知れ渡っていないけど、ぜひともこれは読んでおいてもらいたいという漫画まで。
目次(お好きなタイトルからお読みください)
DEATH NOTE
頭脳戦漫画と言えばこれ!でしょ。
このドラマはみたけど漫画はまだって方は損していますよ!
最強の主人公と、天才の探偵L(エル)との戦いがマジで面白いです。
最初から最後まで一気読みしてしまう事間違いなし!
夜神月(やがみらいと)はイケメンであり、テニスで全国1位のスポーツ万能であり、全国模試1位という頭脳明晰という非の打ち所がないキャラなのです。
そんな夜神月とご互角に張り合うLとの戦いは、漫画史上に残るものとなるでしょう。
頭脳戦NO1の戦いは何か?と聞かれれば夜神月 VS L(エル)と答える事でしょう。
ライアーゲーム
ライアゲームつまりは「嘘つきゲーム」です。
シンプルなルールのもといかに相手を出し抜いて勝ち抜いていくかという戦いを描いた漫画です。
シンプルなルールな上、誰にでも勝ちあげる事ができる必勝法は存在します。しかし必勝法を実現するにはプレイヤー全員の協力が必要で、けっきょくは囚人のジレンマゲームとなってしまいます。
「バカ正直のナオ」はいつも相手の言葉を信じ切ってしまう為に、すぐに騙されてしまいます。しかし時としてこの信じる心がゲームにおいて重要な役目を果たすのです。
知恵を振り絞って、より上位にたてるよう仲間を集めてチームを作ったり、相手と交渉をした上で出し抜いたりと息をつぐ暇もない展開がまっています。
馬鹿正直の神崎 直(かんざき なお)と天才詐欺師の秋山 深一(あきやま しんいち)繰り出す戦いは見どころ満載です。
心理戦と言えばライアーゲームと言われるくらいおすすめの漫画です。
賭博黙示録カイジ
心理戦・頭脳戦と言えばこの漫画が思い浮かんできます。
絵が特徴的ですが、人の心の葛藤や絶望を見事なまでに描写してあります。
自分が保証人になって大金の借金を背負う事になり、それを返済する為に乗り込んだエスポワール船。
そこで行われたゲームがなんと「ジャンケン」ゲームです。
12枚の手札(グー・チョキ・パー)を駆使して勝ち抜けば借金が帳消しになるが、もし負ければ地下で働き続けなければなりません。
「人間のクズ」といわれたカイジが命をかけてギャンブルにのぞみ戦っていきます。
命をかけた極限状態におかれた場合、どのような心理になるのか、どのような思考が働くのか、そして最期はどう決断するのか?が見事なまでに描かれています。
嘘喰い
命がけのギャンブルを描いた勝負の世界を描いた漫画です。
嘘喰いの素晴らしいのは数々にひろめられた伏線。
そしてそれを見事なまでに回収をしていきます。ここまで伏線の回収にこだわった漫画は存在しないのでは?
はじめて読むならその伏線に驚かされる事は間違いありませんし、わかっていても何度も読み返したくなる秀一な漫画です。
ラビリンス取り立てのところなんて、始めて読む場合と、2回目読む場合では感想が違ってきます。非常に面白いし、嘘喰いの世界にどっぷり浸かる事ができますよ。
未来日記
最初はやたらと萌え系キャラがでてきてん?となりましたが、すぐに汗水流す展開が繰り広げられる事に…。
選ばれし12人の未来日記所有者によるサバイバルゲームです。
お互いの未来を予知する能力を駆使しながら生き残りを図っていきます。
主人公の天野雪輝は携帯電話におくられてくる「無差別日記」がその能力。
そして一番の見どころはやはり未来を予想する事で次々に未来は変わっていく。そして自分の死について予想がされてしまった時の絶望感といったら、半端ないものとなるのではないでしょうか?
決められた未来を変える為に、同級生の我妻由乃の協力を得ながらこの殺人ゲームに立ち向かっていく事になります。
ラストイニング
主人公を野球部の監督に据えた漫画です。そんな主人公は人の心を巧みに騙していくインチキセールスマンの経歴の持ち主です。
今までの野球漫画とは全く違うと思ってください。
スーパーエースの存在も必要なければ、スラッガーも必要ありません。
練習方法が描かれている場面も多く、その描写はかなり緻密に練られている事がわかります。
こういった野球の試合に隠れた部分、裏側にスポットをあてて、独自の戦略で勝ち上がっていくのは読んでいて非常におもしろいと思いました。
スーパーエースがいるから勝つチームではなく、今あるチームをいかに鍛え上げ、いかに勝負で勝つか、スポーツ漫画でありながら頭脳による戦略に重点をおいた漫画です。
BLOODY MONDAY
ウイルスによるテロ計画「ブラッディ・マンデイ」に対して、日本の天才ハッカー高木藤丸がテロ集団に立ち向かう物語です。
連載中には「少年漫画史を変えるショッキングサスペンス連載」と呼ばれていた漫画です。
高木藤丸は天才ハッカーファルコンとして、高度のハッキング技術を駆使して、その実力はウィザード級とも呼ばれています。
漫画内でもあらゆるパソコンをはじめとしたネットワークを自由自裁に操るまさに神のような存在として描かれています。
人間同士の駆け引きや頭脳戦・心理戦が見事に描かれている一冊だと思います。
もうね、誰が見方で誰が敵なのかわからなくなってしまいますよ!
クロサギ
頭脳戦・心理戦と言えばこの漫画を紹介しない訳にはいかないと思います。
詐欺師を主人公にした異色の漫画です。
詐欺師には3種類いるとされています。
人(カモ)を騙して金銭を巻き上げる白鷺(シロサギ)
異性(カモ)を餌として心と体を弄ぶ赤鷺(アカサギ)
人を喰わずシロサギやアカサギのみを喰らう黒鷺(クロサギ)
主人公の父親はシロサギによってはめられた末に引き起こされた一家心中。
生き残った唯一の黒崎高志郎はシロサギをターゲットに詐欺師を食い荒らすクロサギとして活躍します。
人を騙すプロの詐欺師を騙していくという展開が非常に熱いです。ショートストーリーの連続で話が進んで行くので、ちょっとした合間に読むのにもってこいだと思いますよ。
人の心の隙間を巧みにりようする詐欺師たち。
人はどんな時に心が弱くなり、詐欺師に食い尽くされていくのかがよくわかる漫画です。
この漫画を読んで、なんでこんな単純な詐欺にひっかかるんだよ!と思った方は要注意です。
だいたい自信過剰な人ほど、自分は詐欺に絶対にひっかからないと勘違いしている人ほど、簡単に詐欺に合うものです。
詐欺師は弱者からいかにカモっていくかを常に考え、あの手この手を尽くしてきます。
クロサギを読む事で、詐欺に対するある程度の知識をつける事ができるおすすめの漫画です。
神さまの言うとおり
主人公の高畑瞬は16歳の平凡な毎日を送った青年です。
そんな退屈な生活がいきなりぶっとんだ生活に…。
本当にぶっとんだ展開です。
1時間目の数学の授業を受けていると…先生の様子がおかしい。
突然、顔が膨れ上がってそのまま破裂してしまうという訳のわからない事件が勃発します。
教室は大混乱となりますが、教団の上にはお腹に「勇気」とかかれたダルマがおいてあります。
そこから命をかけた「だるまさんがころんだ」のゲームが始めります。
だるまさんがころんだが終われば、次は招き猫との戦いが待ち受けています。
突然に訪れた平凡な日常との決別。
そして次々に訪れる命をかけたサバイバルゲーム。その行方はいかに!!
こちらは全5巻ですが、そのまま続編を読まれる事をおすすめします。
賭ケグルイ
漫画なのに息をひそめて読んでしまう、睡眠時間が削られる事が必死な続きが読みたくて仕方ない漫画ですね。
私立百花王学園においてはギャンブルがすべてを支配します。
ギャンブルによって、学校の評価が決まり、ギャンブルに負けるとまるで家畜並みの扱いを受けてしまいます。
そんな狂った学校へ蛇喰夢子という美少女は転校してきます。
蛇喰夢子はぱっと見たところおっとりとした性格に見えますが、実はとんだギャンブル狂者。
相手のイカサマを見破って、逆に利用して勝利を掴み取ると言うギャンブル漫画の王道を突き進んでいます。
ギャンブル漫画にしては絵が綺麗すぎ。ギャンブル漫画はものすごいスピードで漫画を読み進めていき、結論を知ろうとしますが、こちらは絵が綺麗なので見入ってしまう場面も多いです。
漫画を読むならKindlePaperWhiteで
私は漫画はKindlePaperWhite漫画版でまとめ買いして読んでいます。
自分の時間の都合の良い時に好きなだけ読み進められるからです。
さらに、数十巻セットでも全く場所を取らないし、枕元においておき寝る前に読むの時が一番幸せな時間ですね。
展開が気になって寝不足になる場合もあります。
漫画を大人買いしていればKindlePaperWhiteの容量が一気に減るので、32Gのマンガモデルを購入される事をおすすめします。
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