40前後の方はまさにIT革命やデジタル化の真っ只中で生きてこられたのではないでしょうか?
子どもたちが遊んでいる姿を見て、本当に時代は変わったと痛感させられます。
テレビのかわりにAmazonプライムなどの動画配信サービスを見て、Nintendo Switchで遊んでいます。
まぁ今の時代では当たり前なのですが、私の小学生の時代とはもう別世界です。
子どもたちの生活と自分の学生の頃を比べて、時代の移り変わりを見ていきたいと思います。
目次(お好きなタイトルからお読みください)
ポケベルからスマホへ
子どもたちは親のスマホを使ってYouTubeを見たり、ゲームで遊んでいますが、スマホが流行りだしたのはここ10年くらい。
私が小学生の頃は固定電話が基本で、友達と連絡とるのも家に電話をかけるしかありませんでした。
高校生くらいになったらポケベルが流行り始めていましたが、私は持っていませんでしたね。
携帯通信機器をもったのは大学生になってから。
PHSでしたね。今でも携帯電話との違いがよくわかっていませんが、とりあえず安い携帯電話みたいな感覚で使っていました。
PHSからガラケーへ、そしてスマホへ機種変更する度に凄まじい速度で、携帯電話が進化していきます。
今ではスマホはノートパソコンに匹敵するくらいのスペックを持ち、アプリを利用する事であらゆる事ができるようになりました。
ファミコンからSwitchへ
私がゲーム機器にはじめて触ったのはゲームウォッチだったと思います。
小型のゲーム機で、ソフトが埋め込まれている感じですね。
1ハード1ゲームが基本で、内容もきわめてシンプルなゲームでした。
しかし、そんなゲームでも夢中になって遊び続けていた記憶があります。
小学生に入ってからファミコンが流行り始めてソフトの入れ替えができるようになりました。
ドラクエ3を買うのに親と一緒に長蛇の列を並んだ記憶があります。
めっちゃ懐かしい話ですね。
中学の頃にスーファミが、高校の頃にプレステが、大学の頃にプレステ2が流行っていたので、それらのゲーム機を持っていました。
ゲームウォッチ→プレステ2あたりまでは凄まじいスピードで進化が早かった気がします。
今、子供たちが遊んでいるのはNintendo Switchです。
同じ任天堂のゲームでも、ゲームウォッチやファミコンとSwitch、まるで別世界の話ですね。
その進化を目の当たりにできた事は、とても貴重な経験だと思います。
パソコン通信から無線LANへ
通信手段も劇的に進化してきましたね。
昔はインターネット自体が普及していなかった時代です。
特定のプロバイダサービスでのコミュニティの中で、限られた人と限られたサービスの中で楽しむといった感じですね。
速度も今では考えられない劇遅で、パソコンに文字だけが表示されていきました。
「NIFTY SERVE」や「PC-VAN」って言葉を知っている方は間違いなくおっさん世代ですね。
そこから徐々にインターネットが普及してきました。
それでもISDNっていった速度で、時間のかかるものでしたね。
ADSLが普及し始めてやっとまともにインターネットが楽しめるようになった感じです。
今では無線LANの時代です。
パソコンだけでなく、ゲーム機やスマホや家電まで無線LANを繋いで、ネットワーク化する事ができるのです。
電話回線を利用して、ネット接続していた時代からみれば、常時、複数の機器を同時接続できるなんて信じられない環境ですね。
MS-DOSからWindows10へ
OSも劇的に変化しましたね。
私がはじめてパソコンに触った時のOSはMS-DOSでコマンドを手打ちするような時代でした。
ファイルをコピーだけでもコマンドを打っていきます。
Windowsが世の中に広まったのは95くらいからでしょうか?!
その後、XPや7と進化を果たして現在は10となっています。
昔のWindowsはしょっちゅうフリーズしていたような気が…。
特にWindows98やMeはフリーズが多いので有名でしたね!
よくブルースクリーンになってOSのクリーンインストールをしていた記憶があります。
逆にこの時に、パソコンについて調べまくって、パソコンに関する知識が向上した時期でもありましたね。
ここ数年、ほぼフリーズしないし、起動も早いし、非常に使いやすいOSに仕上がったと思っています。
MS-DOSからWindows10へと進化を遂げたパソコンですが、パソコン自体の需要は減りましたよね。
パソコンじゃないとできなかった事の多くが、スマホですんでしまいます。
仕事でExcelのマクロを使ったり、動画編集するとかじゃない限りは別にパソコンじゃなくてもスマホでなんとかなる場合がほとんどです。
フロッピーからクラウドへ
OSの進化とともに記憶媒体も劇的に変化を遂げましたね。
昔は記憶装置といえばフロッピーディスクです。
今の子供はフロッピーディスクなんてみたことないかと思います。
記憶容量は1.4MBとかそんなのだから、スマホでとった写真一枚入りません…。
ハードディスクが20MBとか100MBとかですごいと言われていた時代です。時間の短い動画1本すら保存できない容量ですね…。
気付けば世の中は記憶装置といえばSDカードとか、USBメモリーに変わってフロッピーディスクなんて使わなくなってしまいました。
そして…
時代はクラウドストレージへ。
データはクラウド上で保存して、いつでもどこでも、どのパソコンやスマホからでもアクセスできるようになりました。
家のパソコンで作りかけの文章をクラウドに保存して、喫茶店に行って手持ちのスマホで編集するなんて事が当たり前の時代ですね。
ビデオデッキからYouTubeへ
私が小学生の頃、家にビデオデッキが来てめちゃくちゃ興奮した事を覚えています。
今までみたいテレビ番組って見落としたらそれでおしまい!だったのが、ビデオテープに保存できるようになったのです。
画像はめちゃくちゃ荒かったけど、それでも録画できることが画期的でした。
たまに週末、レンタルビデオで映画を借りて家族で見るのが楽しみでしたね。
それが今やテレビすらほとんど見ないようになりました。
もはやテレビって必要ないんじゃないかと思うくらい…。
さまざまな動画配信サービスを利用して、みたい時に動画をみる時代です。
それもスマホやタブレット端末で見ることができます。
AmazonプライムやHuluやNetflix、dTVなど自分で好きなサービスを選んで好きな時に好きな映画やアニメを見ることができるのです。
テレビ番組表をみる必要もなければレンタル店に行く必要すらありません。
Fire TV (New モデル) 4K・HDR 対応|家族で動画を楽しむのに必須のデバイス
またYouTubeには大量の動画がアップロードされています。
たくさんのYouTuberが面白い動画を配信されていますので、暇つぶしに何かみたいな…と思った時はテレビじゃなくてYouTubeを見る場合がほとんどとなってしまいました。
フィルムカメラからミラーレスへ
もはや化石になっているフィルムカメラですが、20年前まではまだまだ現役でした。
デジカメ自体はかなり前から発売されていましたが、その性能が低かったり、画素数がかなり低くて実用性が伴っていなかったと思います。
実際にプリントしてフィルムカメラと遜色ないなと思ったのは400や500万画素を越えたくらいでしょうか?!
いわゆるコンデジ全盛期ですね。
多くのメーカーから、いろんなコンデジが発売されていました。
それでも10年くらい前の話だったと思います。
その後、ミラーレスカメラが登場して一眼レフの世界すら変わろうとしています。
そのうち光学式ファインダーすら存在しないようになるのでしょうかね。
今や、スマホに搭載されているカメラはコンデジに匹敵するくらい優秀です。
センサーサイズが1インチを超えてくる高級コンパクトデジタルカメラを持たない限りはスマホで十分事たりるという話です。
便利になったけどつまらなくなった気がする
こんなにも世の中便利になったのに、愉しいか?!と聞かれればそうでもありません。
スマホはもはらなくてはならない存在です。
逆にスマホがあればそれで十分なのです。
スマホを使ってググれば何でもわかってしまう時代だから逆に新鮮味がなくなってきた気がします。
ゲームもそうですね。
今、子供たちが遊んでいるマリオオデッセイをさせてもらいましたが、3Dになって画像がめちゃくちゃ綺麗になりました
が、ゲームとしての面白さはスーパーマリオブラザーズから根本的には変わっていない気がします。
こんな便利な世の中を知ってしまうともう昔には戻れませんが、昔は昔で楽しかったですね。
昔のほうが不確定要素が多くてドキドキする部分が多かったです。
携帯電話なんてもっていないし、友達と遊ぶ約束をしても、家を出れば実際に会えるまで連絡がとれません。
性能の悪いパソコンでも、パソコンそのものの価値をはじめて知った衝撃とその喜びはもう二度と味わえる事はないでしょう。
今の人達にとってはつまらなさそうに見えるファミコンゲームで十分に楽しかったです。各地でゲーム大会なんかが開催されて異様に盛り上がっていた時代もありました。
すべての電子機器の性能が大幅にアップして便利な世の中になったのですが、私にとっては便利すぎて少し刺激の足りない気もします。
コメント