不安な気持ちを抱えて生きている時は本当につらいですよね…。
自分では抑えようのない不安な気持ちを抱えてどうやって生きていけばいいのでしょうか?!
一旦、不安な気持ちになると、頭の思考はその事で一杯になって何にも手が着かなくなります。
そして、動機が始まって呼吸が浅くなり、実際に胸が苦しくなります。
私の場合、不安を呼び起こす原因として多いのは次の4つです。
目次(お好きなタイトルからお読みください)
不安の主な原因は4つに分類されます
1 仕事(勉強)
仕事が立て込んでいる時や、ハードワークが続いている時はなんとも言えない不安な気持ちで一杯になります。
きちんと仕事をやり遂げられるだろうか?!
たくさん抱えている仕事をどう処理していけばいいのだろうか?!
今月のノルマがまだ全然、達成できていないけどどうしよう…。
仕事は義務であり、自分のわがままが通用しません。
決められた責任範囲内の仕事をこなさなければならないという義務感が、不安を呼び起こす事があります。
仕事だけじゃなくて勉強も同じですね。
試験勉強や受験勉強に追い込まれているときはストレスを感じるし、不安に襲われてきます。
やらなければならないという義務感は人を不安にさせるようですね。
2 人間関係
普段どうって事のない人間関係もこじれさせてしまうとストレスでしかありません…。
生活のほとんどが人との関わりで成り立っています。
家族、親類、恋人、友人、知人、同僚、上司、部下など…。
そういった人間関係にヒビが入っているとものすごいストレスに感じる事でしょう…。
この人間関係に関する不安がまたやっかいなのです。
表面上なんの問題もなさげなのに、「私は嫌われているのではないか?」と思い込んでしまう事もあります。
また同僚や上司に自分はどれだけ評価されているのだろうか?!
恋人から本当に自分は愛されているのだろうか?!
友達のグループから見捨てられてしまわないだろうか?!
そういった不安で胸が押しつぶされそうになるのですね。
3 病気や体に関する事
自分の体に関して不安を抱える人も多いようです。
特に、病気は元気な時にはそのありがたみがわかりません。
何故なら元気で当たり前だからですね。
そんな当たり前の元気も病気にかかってしまうと、すべてが失われてしまいます。
どこかを痛いのを我慢する生活は耐え難いものがあります。
例えば…ですが、腰を痛めてしまうと、何もする事ができなくなってしまいます。
日常の動作はもちろんトイレに行くのすら痛みにこらえる事になります。
昨日まで当たり前に歩いて当たり前に動いていた事が、激痛で何もできなくなってしまうのです。
体の悩みについては大きな不安要素となります。
4 お金
人生において、お金はかなり大きな部分をしめる事でしょう。
人生お金だけじゃありません。
お金があるからといって必ず幸せになれるとは限りません。
でもお金がないという状況は大きなストレスとなります。
衣食住という生活に直結する部分のすべてでお金が必要になってきます。
家に住むのも、ご飯を食べるのも、服を着るのもお金がないとどうにもなりません。
私たちが必死になって働いているのもお金を得るためなんですよね。
収入がなくなったり、貯蓄が全くなかったり、借金を抱えている状況は大きなストレスとなり、不安の原因となります。
なんとかしなければいけない、このままじゃいけないと思っていても、お金の問題はそう簡単に解決するものではありません。
不安をなくすために
不安を抱えた状況で働くのは本当にしんどいです。不安の根本的な原因はなになのでしょうか??
仕事にしても、人間関係にしても、健康にしても、お金にしても将来どうなるかわかりません。
どうなるかわからない、確かな何かがないという事は大きな不安の原因となります。
同じ仕事でも、完全歩合制の仕事よりも、毎月決められた基本給がある仕事の方が安定しやすいです。
契約を1つとれば3万円の成果報酬が得られる仕事では、毎月の給料は安定しません。
30万円収入がある月もあれば10万程度の収入しか入らない月があるという事は、それは大きな不安要素なのですね。
不安は、不確実な事によって頭の中で、どんどん想像が広がっていって引き起こされるのです。
病気だって素人の私たちにとっては体の中でなにが起こっているかわからなからこそ不安に感じるのですね。
不安に対する解決方法
不安な気持ちが引き起こされる原因について説明させていただきましたが、それでは具体的にどのように不安を解消していけばいいのでしょうか?
まず、不安というのは将来に対する不確実性から引き起こされるもので、そう簡単になくなったりするものではないという事です。
1 不安は付き合っていくもの
不安を抱えずに生きている人なんていない…人は誰でも大なり小なり不安を抱えながら生きていっています。
どんな状況になっても不安はつきまとうもの。
世界の大富豪も、我々とはまた違う不安と抱えながら生きているっている事になります。
不安はあって当たり前。すべての人が抱えているものと思えば気も楽になります。
一つの不安を解消しても、必ず次の不安が襲っていきます。
でも、自分は何を不安に思っていて、それに対して何をしなければならないのかわかっていれば、不安は不安ではなくなります。
不安を消すのではなく、いかに付き合っていくかを考えていきましょう。
2 家から出てみる
不安に胸が押しつぶされそうだと、部屋の中で悩んいても何も解決しません。
思い切って家を出てみて、温泉や映画やショッピングに出かけてみてはいかがでしょうか?
楽しい事をしている時は一時的ですが不安な気持ちを忘れられます。
なるべく自分の考えを不安な気持ちから背けるようにもっていく必要があります。
先程も言いました通り、不安は誰もが抱えているものです。
いかにストレスや不安を解消するかが大切なポイントとなるのです。
3 人に話してみる
不安な気持ちは自分の中でどんどん大きくなっていきます。
あれはどうだ、これはどうだと勝手に妄想が膨らんでいき自分の心の中を押しつぶそうとしてしまいます。
そんな時は人に正直に、不安な気持ちを伝えるのも一つの方法です。
他人に自分の心のすべてを理解してもらうのは無理な話です。
しかし、人としゃべっている内に、心は楽になっていくものです。
私も仕事上の人間関係で胸が苦しい時に妻に相談した事がありますが、
「そんな事で悩んでいるの?最悪仕事を辞めてまた一からスタートすればいいいだけじゃない。
そうやって上司に振り回されてプライベートの時間まで悩んでいる事がもったいないよ。」
と言われて心が軽くなった記憶があります。
たまには同僚や家族に仕事の愚痴を話すのも悪くないと思いますよ。
4 運動をすれば思考が停止する
不安な気持ちを強制的に排除する方法があります。
それが運動です。
朝から気持ちが憂鬱なら思い切って朝からジョギングをしてみましょう。
ジョギングは正直しんどいです。
でも、その疲れが自分の心の悩みを停止させてくれます。
体を動かせば脳から幸せホルモンが出てくるので、今まで感じていた不安な気持ちが消えていくのですね。
筋トレもいいですね。
自分の限界まで筋トレをする事で、今抱えている悩みなんてどうでもいい。
目の前の目標を達成する事が第一だと思えるのです。
筋トレを乗り越えられたのだから、どんな問題も必ず乗り越えられるはずだと前向きな気持になれますよ。
5 大丈夫と100回言ってみる
認知心理学では言葉が行動を決めると言われています。
不安で押しつぶされそうな場面でも、声に出して「大丈夫。」という事で自分の気持を保てるようになります。
仕事の大切な場面など、緊張だったり、不安で胸がいっぱい頭が真っ白になる事がありますが、繰り返し「大丈夫」といいます。
時間があるなら100回位言ってみましょう。
脳と言うのは単純で、自分の口から発して、自分の耳で聞いた言葉に影響されます。
そんなに大丈夫というのだから大丈夫なんだろう。
世の中の心配の9割以上は本当に大丈夫なのだから気にしないでおこう!という気持ちになれます。
6 瞑想を繰り返し答えを導き出す
何日も心の中にいすわる根強い不安な気持ちは自分で解決するしかありません。
その解決方法っていうのは結局は自分の考え方なのですね。
考え方を変える事によって不安も解消に向かっていきます。
そこでおすすめするのが瞑想です。
目を閉じて、心の中を無にする事を考えます。
今、ここにいる自分に集中するのですね。
人は過去や未来にとらわれすぎている部分があります。
瞑想をする事で、今を感じる事によって心の重たさを開放してあげるのです。
瞑想をする事で、心の中の問題は自分自身の問題であると気付き、そして次の行動に進めるのです。
瞑想をしていると今の自分を受けれて、そして自分が今取るべき行動について自然と答えが湧いてくる事があります。
7 人事を尽くして天命を待つ
さぁ自分が今、なすべき事がわかれば行動あるのみです。
悩んでいても何も解決しません。
同じ不安を抱えているなら行動をしてみたほうが絶対にいいです。
不安の原因もわかっているし、その為に何をしなければならないのかもわかっています。
あとは行動をするかしないかです。
確かに、行動をする事にも不安を覚える事はあるでしょう。
しかし、人生は一度きりなんだし、やれるだけの事をやったら後は運命を神様に任せるのも一つ方法です。
人事を尽くして天命を待つということわざがありますよね。
自分のできる限りの事をすれば、あとは運命に身を委ねるのも必要になってくるのではないでしょうか?
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