人と会話をしていて、自分の知らない話がでてきたり、話題にのぼってきた場合、適当にあしらったり、知ったかぶりをしてその場を乗り切ろうとした事はありませんか?
誰もが経験があるはずです。
「あぁあれね…。」みたいな感じです。
本当は知らないけど、知らないっていいにくいし、恥ずかしいし、その場が盛り上がっているし、知っているフリをしてしまいます。
よくある話なのですが…ときとして恐ろしい結果を招く事があります。
知ったかぶりでえらい目にあいました
ちょうど4年前でしたか…私はサッカーについて詳しくなくて、知識もないのですが、職場でワールドカップで盛り上がっている時がありました。
みんな、選手の○○は凄いよね!!みたいな感じで喋っていたので、私はまったく詳しくないにもかかわらず、その場の雰囲気に合わせて話をしていました。
ワールドカップが終わるまではずっとその話題で持ち切りだったのですね。
そして、ワールドカップが終わってさっぱりと話題もでなくなりました。
その後、私は転勤もして、仕事場も変わり人間関係もすっかりと変わってしまいました。
そして4年後…
またワールドカップの時期がやってきたのですが、なぜか私がサッカー通として話かけられる機会があるのです。
頭のなかはまさに「…」です。
一体何をいっているんだ?この人たちは…。
何か大いなる勘違いをされているのでは…そう思っていました。
何が起こっているのか思い出せない時、4年前の異動前に一緒に働いていた方が、サッカーの話題を振ってきてハッと思い出しました!!
そうだ、4年前、この人達とワールドカップの話題で盛り上がっていた気がする…。
おそらくその時、私がサッカーについて詳しくないのに知ったかぶりをしていたので、おそらく勘違いをされて、このような結果になってしまったと気付かされました。
まさに4年越しの出来事に驚愕した次第です。
自分の中では完全に忘れ去った事でした。
この時、知ったかぶりをするのは、ほんと良くないなと思い知らされましたね。
知らない事は知らないと伝えた上で相手から、その事を教えてもらえばいいのですね。
無理に知ったかぶりをして話題を合わせるより、知らないから教えを請う事の方が自分にとってデメリットは小さくなりメリットは大きくなるのですね。
無知でもいい
他人にこの人は何も知らないと思われる事を極端に恐れすぎているのではないでしょうか?
話題の新作映画の話題や、サッカーや野球の話題、今流行りのドラマなどまわりが盛り上がっている場合、自分だけ知らないっていう事を恐れます。
中には無理に知識を詰め込んで、話題に乗り遅れまいとする方もおられるくらいですね。
まぁ幅広い事に興味を持ったり、流行しているものに目を通すという事はあながち間違ってはいません。
しかし話題に乗ろうと無理をする必要はありません。
知ったかぶりは結局、バレる可能性が多いです。
表面上の知識で取り繕っても、話題が深い話になっていけば結局はついていけません。
自分が興味ある事なら何時間でも話ができるように、知識と興味が対等だからその話題に関して会話が成立します。
会話の内容がどんどん上がっていきます。
私は株の話なら何時間でも続けられますが、サッカーの話題は10分で頭が??となってしまいます。
その場しのぎで知ったかぶりをしても、そのうちにバレるのです。
そうなると、この人は知らないのに、知ったかぶりをしていたのかという評価をくだされる事になります。
もうね、わからないなら最初からわからないと言って、初心者として話を聞けばいいのです。
無知は恥かしい事ではない
「私はその話は詳しくないのだけど…○○だと思います。よければ教えてもらえませんか?」という風にズブの素人という事を告白しましょう。
相手も自分の興味あることを人に教えることができるので、楽しい気持ちになれるし、正直なあなたに対して好感を持つことでしょう。
そしてその分野で困った事があれば、その方にまた教えてもらえばいいのです。
自分はその分野に詳しいんだと自覚ができるので、どんどん知識を披露していってくれるでしょう。
まさにWin-Winの関係を築き上げる事ができるのです。
少しだけ勇気を出して自分は無知だという事を告白するだけなのです。
それだけで無用なトラブルを回避して、新しい知識を得るチャンスにもなります。
そして真の人間関係を作り出すきっかけになるかもしれません。
人は自分の興味のない分野に関しては疎いものです。
こればかりは仕方ありません。
アニメの話で盛り上がったり、ゲームの話で盛り上がったり、イベントの話で盛り上がったり…。
すべての事に精通するのは無理なので、知らないことは学んでいこうという姿勢が必要になってきます。
まわりが知らない話題で盛り上がり始めたら、まさに学びのチャンスです。
自分のレベルで話をしていき、ついていけないと思えば、そこから考えを変えて学ぶチャンスと捉えましょう!!
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