世界経済を推し量る上でアメリカの経済が世界の中心となっています。
アメリカの企業の多くがグローバル規模の企業であり、世界の経済が成長すれば、それに伴いアメリカの株も上がっていきます。
アメリカの代表する株価指数にダウ平均株価がありますが、過去のアメリカの株価の推移はこのようにきれいな右肩上がりに伸びていっています。
出典:世界経済のネタ帳(http://ecodb.net/stock/dow.html)
現在ダウ平均は伸びに伸びていっています。
そんなダウ平均株価も1900年には100ドル以下だったのですね。
100年ちょっとで250倍もの成長を遂げたという歴史があるのですね。
まさに世界経済=アメリカ経済といっても過言ではないくらいアメリカは世界経済を引っ張っていっています。
我々の日常の生活を見ても、実にアメリカ企業の影響を色濃く受けています。
手元にあるそのスマホのiPhoneはアップルの製品だし、Android、YouTube、Google検索は持株会社Alphabetの関連となります。
会社のパソコンのOSのWindowsやExcelはマイクロソフトによるもの。
小売業ではウォールマート(西友)や会員制のコストコが日本進出していますし、ネット通販ではAmazonが欠かせないものとなっています。
病院に行けばアメリカの製薬会社が開発した薬を使うし、ジュースを飲めばコカ・コーラ社の製品だったり日常のあらゆる場面でアメリカ企業の影響を色濃く受けています。
世界の名だたる企業が実にアメリカ企業であり、世界の企業の時価総額でもアメリカ企業が圧倒しているのが現実です。
今後100年でどうなるのか?
世界経済は今後も伸び続けると予想されます。
日本単独で見れば人口減少など暗い話題が多いのですが、世界レベルで見ればまだまだ人口は増え続けて経済規模は拡大し続けます。
世界の経済規模が拡大し続ける以上、今後もアメリカ株も成長できる可能性が高いという事ですね。
投資家なら誰もが知っているであろうウォーレン・バフェット氏が今後100年でダウ平均株価は100万ドルを超えると発言したのも、そういう事なのでしょう。
専門家によれば100万ドルでも控えめな発言とも言われています。
一時的な暴落はこれからも繰り返す事はありますが、長い目で見れば、株価は上がり続ける可能性が高いという事でしょう。
投資先に迷ったらアメリカ株を買っておけば良い
もし投資先にこまれば世界経済に連動した投資信託か、アメリカ株を直接購入することをおすすめします。
今後も世界規模でのイノベーションを起こし、世界経済を引っ張っていくのはアメリカが中心になる事は間違いないでしょう。
まぁ個人的な感想で申し訳ないのですが、今後ダウ平均が100万ドルを超えるのに100年もかからないと思います。
もちろん経済の話なので、その答えは誰も知る由はないのですが、今の所、アメリカ株に対してショート戦略を取った人は全滅している事になります。
今後も段階的な金利引き上げや、量的緩和政策の出口戦略は行われので、もしかしたら一時的に停滞をするかもしれませんが、それも一時的なものだと思います。
短期的にはどうなるかわからないけど、長い目で投資をするならアメリカ株を中心に投資するのも悪くない選択肢だと思いますよ。
<株の教科書にはこちらがおすすめです>
コメント