仕事ではそこまでいい人である必要はないかと思います。これは私の持論ですが、ビジネスの現場においてはある程度の厳しさが必要です。
何でもイエスマンだったり、自分の意見を何も言えなかったりした場合、こいつは断れない都合のいい奴だということで会社のいいように使われてしまいます。
そういう現場をよく見てきたので、特にそのように思います。
どんどん仕事を押し付けられたり、面倒なこと、厄介事がまわされてしまいがちになります…。
嫌われるのが怖くて自分の意見を言えない人は、結局自分の首を締めてしまっている事になるのです。
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嫌われものぐらいでちょうどいい
仕事に対してストイックであれば、時として周りからはあまりよく思われない場合があります。
「なんだこいつ。」
「偉そうに言いやがって。」
「あの人ちょっと厳しいんじゃない。」
そんな事を、陰で言われる可能性もあります…。
ただ、仕事は仲良し集団ではないので、相手に好かれることを目的としているわけではありません。
人間関係は人にいい顔をするだけで、築き上げられるものではありません。
自分の与えられた仕事を、いかに効率よく、そして成果を上げるかが求められているのです。
そうなればどうしても厳しい態度を取らざるを得ない場合もあります。
上司になれば リスクを回避するために、部下やチームに対して様々なことを要求するかと思います。
仕事においてはある程度嫌われることも仕方ありません。
シビアな関係
職場での人間関係はお互いを支える協力関係でもあり、競争相手でもあるのです。
サラリーマンの辛いところでもあるのですが、成績によって社員はランク付けされ、会社から評価されることになります。
査定に係るので、ボーナスや給与にも直結します。
大切なのは自分であり、協力関係である同僚も時には乗り越えなければいけないライバルとなるのです。
私の会社でよくあるのが、「この部署から◯人、関連会社に出向しなければいけない。」なんて時 はあります。
誰かが選ばれるかということになります。
役職に応じて、人数が決められるのですが、みんなあまり出向はしたくないものです。
そのために、自分の仕事の成果をアピールしたり、上司に根回しするのは当たり前なのですね。
そうでなきゃ、飛ばされていくのは自分になってしまうのですから…。
それでも避けようのないのが人事なのですが、仕事でいい人程そういった嫌な人事異動がある場合、押し付けられる傾向にあります。
その人は文句も言わないし、上司に逆らいもしません。
ただのいい人なんだから、誰かがしなければいけないんだったら、うるさくないやつにしておこうという話になりやすいのです。
八方美人か嫌われ者か
ただ、上司に嫌われたらそれはそれが理由で左遷的人事をされるのでは?!なんて声が聞こえてきそうですね。
追い出し部屋なんて言葉を聞くように、場合によっては現場の一線から外される可能性もあります。
こればっかりは何が正解なのは、現場によって違うとしか言いようがありません。
結局、八方美人でも嫌われ者でもどちらでも、同じ結果になる可能性があります。
それなら自分はどうやって仕事に取り組んでいきたいのか?!っていう話になりますよね。
つまり人の目を気にしすぎても仕方ない。
仕事を全力で取り組んで、結果を出すことが大切なのです。
例え上司に嫌われていようとも、結果が伴っていれば上司は何も言ってこないと思いますよ。
上司はさらにその上の上司の目を気にしますからね。
大切なのは自分の中で一貫性を持って仕事をする事です。
相手によって態度を変えたり、仕事ぶりを変えるのではなく、誰に対しても自分の信念を貫き通して仕事をしていくのです。
厳しくはあっても、それは悪口ではなく正しい事を言っている訳です。
真っ直ぐに前を向いて、働くその姿を逆に評価される事もでてくるでしょう。
まわりから嫌われているような人でも、仕事に信念を持って取り組んでいれば、徐々に信頼も得られる事になるかと思います。
気にしない事が大切
結局嫌われるか嫌われないかは、人の主観であります。
あまり他人の目に自分が振り回されないように気をつけましょう。
もしかしたら嫌われているかもしれない…と気にするあまり自分を見失ってしまうと、ますます仕事でミスが多くなり悪循環が発生します。
そうなればみんなの仕事にリアルに影響して、本当に嫌われる存在になりかねません。
自分の中で不安はどんどん大きくなっていってしまいます。
その不安をかき消す事が大切だと思いますよ。どのように考えていけば良いのかご紹介したいと思います。
もっと自分に自信を持とう
自分は嫌われているかもしれないと不安に思っている方は、自信がない場合が多いです。
自信がないから、
「失敗しているかもしれない。」
「迷惑をかけているかもしれない。」という悪い考えばかりしてしまうのです。
自分のしている仕事にもっと自信と誇りを持って、取り組んでいけば周りの目も気にならないようになるのではないでしょうか?!
仕事をしていて成果が上がったことや、褒められた時は自分に自信を持つようにしていきましょう!
ちょっとしたことでもいいかと思います。
「先月よりたくさん数字が上がった。」
「お客様からありがとうと言ってもらえた。」
など些細な事でも、何かいいことがあれば、それを自信に変え仕事の活力としていきましょう!
みんな嫌われている
全ての人から好かれるなんてそもそも無理な話です。
どんなに人望のある人でも、中にはそういう人が嫌いだと思う人もいるかもしれません。
私達は聖人ではないのです…。
仕事のできる上司だって、八方美人の同僚だって、要領のいい後輩だってみんな誰かに嫌われているかもしれません。
そう考えれば心は少し軽くなるのではないでしょうか?
嫌われて当たり前、嫌われてなんぼのもの、嫌われて一人前なのですね。
自分の態度に問題がなくても、一方的に嫌われる場合もあるのです。
嫌われることを気にするよりも、感謝の気持ちや思いやりの心を持って接することができれば嫌われているかどうかは大した問題ではなくなるのです。
本当に嫌われているならその会社は合っていない
もし 自分の信念を貫いて仕事をしている中で、本当に嫌われ 仕事に支障をきたしてしまう事が起これば、どうすればいいのでしょうか?
まず最初に心にとめてもらいたいのは、他人の気持ちはどうしようもないということです。
自分がその人を好きになったり、嫌いになったりすることは、感情のコントロールで何とかすることはできます。
しかし他人の気持ちを変えるのはなかなか難しいです。
だからあまり気にせずに嫌われてなんぼのものという強い思いで働いていくべきなのです。
多少を他人から嫌われたところで、仕事を辞めろとかそういう話にはなりません。
相性が合わない人とでも、自分が人事異動になったり、その人が異動になったりで、そのうち仕事場が離れてしまうこともあります。
ずっと一緒というわけではないので、割り切って仕事をするのも一つの手です。
しかし一方的に嫌われる事によって、自分の心がすさんでいくようでしたら、その仕事は合っていないのかもしれませんね。
縁がないという事ですね…。
集団の中にいれば、降ってわいたかのように、人から嫌われてしまって、実務にさしつかえる事があるのです。
人間関係を割り切ることもできずに、病んでいく方も多いのです。
早めに転職なり独立に踏み切りましょう。
自分の心を強く保って乗り越えられる場合はそれでいいのですが、自分の心が砕けていく時には、この仕事とは縁がなかったのだと新しい仕事を探すべきだと思います。
いつ何時、そういう苦難な状態になるかわかりません。
私達は会社に雇われている以上、難しい人間関係を乗り越えていかなければなりません。
しかし、誰だって人間関係で悩み苦しむもがく事があります。
そんな時に、自分が生きていくのに困らないだけのスキルを身に着けて起きたいですね!!
お金を稼ぐ為に今からできる事をはじめてみるべきだと思います。
副業の勉強をしてみたり、資格を得ていたり、幅広い交友関係を築いたりとできる事はあるはずです。
嫌われる事をいとわない、それはすなわち会社に依存せずとも生きていける自信があるという事にもなります。
いつでも辞めてやっていいんだぞ!という思いがあれば、会社の管理職だって怖くなくなりますよ!
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