ストレス社会の中でいかに睡眠時間を確保するかという事は非常に重要です。しっかりと寝ないと次の日にまで疲れを引きずってしまう事になります。
そこで気になるのは何時間寝るとベストなのか?!っていう事ですね。
だいたいベストな睡眠時間は6時間~7時間程度と言われています。
ただ、睡眠時間って一概に何時間寝ればOKって話じゃないんですね。
5時間睡眠でも精力的に活動されている方もおられれば、8時間睡眠でもまだ眠いと言われている方もおられます。
ベストな睡眠時間って個人間によって幅が大きい上に、眠りの質にも左右されます。
目次(お好きなタイトルからお読みください)
年を取れば眠りが短くなる
私の子供の頃は、よく寝ていて小学生の頃は21時に寝て、7時起きるという10時間睡眠くらいやっていたと思います。
それが中学、高校と年齢が上がるにつれて睡眠時間は短くなってきました。
そして、40歳になるとさらに減ってきて、今ではだいたい6時間程度の睡眠です。
高齢になれば、さらに睡眠時間は減ると言われています。
特に早朝覚醒しやすくなる傾向があるみたいですね。
長ければいいってものじゃない
睡眠の難しいところは、長時間眠ったからといって必ずスッキリする訳じゃないのですよね。
休日はいつまでも寝ていたい訳で、朝起きてさらに二度寝して、昼前まで寝ていた…12時間も寝たのにスッキリしたいんだけど…って話はよくあります。
長く寝たからといって健康になれる訳ではありません。
私もいくら寝ても寝足りないって事もあります。
10時間寝てもまだ眠たい…睡眠が浅い状態が続けばどれだけ寝てもスッキリする事はありません。
そういう時は一度、眠たくても、朝はしっかりと起きてみるのも大切です。
それでもどうしても眠ければ昼寝をすればいいのですからね。
質を高める事が大切
睡眠は量ではなくて質なのですね。
朝起きてスッキリ気持ち良い状態で1日を迎えることが重要です。
仕事に遊びにさまざまな事のパフォーマンスに大きく影響します。
また寝不足状態が続けば高血圧や糖尿病など生活習慣病にも関わってきます。
仕事をしているとそうそう睡眠時間を増やすことは難しいかと思います。
しかし、睡眠の質を増やす事は可能です。
毎日6時間しか眠る事ができないなら、その6時間でしっかり深く寝て、体の疲れを回復させる事が大切です。
睡眠の寝始めにしっかりと深い睡眠をとってしまう事が重要になります。
睡眠の質をあげる為にも次の4つを心がけましょう。この4点を守るだけでも睡眠の質は大きく向上する事かと思います。
1 日中はしっかりと活動して体温を上げる
日中しっかりと活動をするい事が大切です。
まぁ仕事をしていればフルで働く事になり、クタクタになる事でしょうが、このクタクタになるって事が大切です。
体は疲れると自然に睡眠を求めるようになります。
2 寝る前には体温を下げる事で深い眠りにつく事ができる
人は睡眠状態に入ると体の温度が下がります。
実際に夏って暑くて寝苦しいし、冬って外気温が寒くても寝付きやすく、グッスリと眠りやすい傾向にあるかと思います。
体温が高いと体は活動状態になって、睡眠の質が低下すると言われています。
寝る前には部屋の温度を少しだけ下げる事で、快適に眠りにつきやすくなるかと思います。
3 寝る前のスマホは睡眠を妨げる
布団に入ると嬉しくてついついスマホをいじくりたくなります。
ビデオを見たり、ゲームをしたりとスマホと共に過ごす時間は本当に楽しいですが…寝る前のスマホか確実に睡眠を妨げてしまいます。
スマホってかなり明るいのですよね…。
実際に寝る前にスマホを壁に当ててみてください。
その明るさがよくわかるかと思います。
明るい光は脳を覚醒して、眠りにつく事を妨げます。しいては睡眠の質の低下に繋がります。
特に布団に入ってのスマホは辞めましょう。
布団に入ったら眠りにつきましょう!
布団は眠る場所だという事を体に覚え込ませるのです。
4 質は日々の暮らしの精神的安定が大切
さて、睡眠ってその時の精神状態に大きく左右されます。
というのも精神が興奮している状態ってなかなか眠りにつく事ができません。
実際に仕事でトラブルを抱えている時や、プライベートで悩んでいる時ってその事が頭を過ってなかなか寝付けないものです。
やっと眠りについたと思えば、今度は朝早くに早朝覚醒してしまったりします。
なかなか厄介なものです。
精神的に興奮している時はやさしい自然音を流すなどして、心を落ち着かせましょう。
音楽は人の心に直接作用します。
寝る前に、落ち着いた音楽を聞く事で自然と心のたかぶりも抑えてくれる事でしょう。
薬に頼るのもいいと思います
それでも精神的に大きな影響を及ぼすレベルの事があった時はどうしようもありません。
人はみんなそれぞれ悩みを抱えて生きているものです。
その悩みは人によって違いますし、受け止め方も違います。
大きく落ち込んだり興奮したりして、どうしようもない場合は病院へいって治療を受けるのも方法の一つです。
不眠症は病気であり、眠る事ができなければ、生活に大きく影響します。
だからこそ、不眠症を放っておいてはいけないのです。
不眠症の治療は薬による治療が中心になるかと思います。
ただ不眠症の薬もたくさんあります。
今、睡眠に関して何を悩んでいるのか?
入眠ができないのか?
途中覚醒で困っているのか?
早朝覚醒が困っているのか?
そこら辺を正しく医師に伝える事でより合った薬を処方してもらえる事でしょう。
まとめ
たくさん寝たからといって睡眠が取れているとは限りません。
朝の寝起きの心地よさを大切にしてください。
人は何時間寝たか?!って事にこだわりますが、睡眠は量より質が重要です。
睡眠量を増やすことは難しいかと思いますが、睡眠の質を高めていくことで寝不足から開放される事ができます。
良質な睡眠が日中のパフォーマンスをあげてくれて、日中の活動量が増えることで睡眠の質もあがってくるという好循環となります。
今日一日を全力で生きてみて、自分の持てうる力をすべて使い切る事が良質な睡眠への第一歩かもしれませんね。
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