
株式投資に関わる税金は主に2つあります。
株を売って得られた「値上がり益」にかかる「譲渡益課税」、もう1つが企業から受け取る「配当金」にかかる「配当課税」 であり、どちらも20.135%となっています。
SBI証券や楽天証券など多くのネット証券会社では特定口座・源泉徴収を選ぶことができ確定申告をする必要がなく非常に楽チンです。
税金は源泉徴収なのでどんなに稼いでも20%の税金となります。
1億儲けた人も100万儲けた人も一律で20%の税金となります。
特定口座での源泉徴収はお金持ちの人により有利な税制とも言えますね。
目次(お好きなタイトルからお読みください)
税金の支払いは投資における足枷となる
株の投資をして大きなキャピタルゲインを得られた場合、税金がけっこう痛く感じる事があります。
もちろん配当金に対する税金もダメージをくらいますが、大きな値上がり益を得られた場合などは特に税金の支払い額も大きくなります。
株価が2倍、3倍になって利確をした場合、かなりの利益を税金で持っていかれる事になります。
さて、現在、日本においては非課税制度を利用する事ができます。
NISA・積立NISA・iDeCoですね。
言葉くらいは聴いた事があるでしょうが、これらを利用する事で節税を行う事ができます。
簡単にですがNISA・積立NISA・iDeCoについてご説明させていただきます。
NISA・積立NISA・iDeCo の違い
NISA・積立NISA・iDeCoという異なる3つの非課税制度が混在していて混乱されている方も多いのではないでしょうか?!
私も実際に利用していますが、もっと簡単に使いやすくならないものかと思っています。
それではNISA・積立NISA・iDeCoの違いについて表にさせていただきますのでご参照ください。
NISA | 積立NISA | iDeCo | |
年間投資額の上限 | 120万 | 40万 | 14万4000円~ 81万6000円 |
投資方法 | 随時 (個別株も可能) | 積立投資 | 積立投資 |
運用期間 | 5年(最長10年) | 20年 | 60歳まで |
拠出時の所得控除 | なし | なし | あり |
途中換金 | できる | できる | 原則不可 |
運用益 | 非課税 | 非課税 | 非課税 |
一つ一つ細かく説明するとものすごく長くなりますが、現在3つの制度が混在自分でどの制度を利用するかを選ぶ必要があります。
なおNISAと積立NISAは併用できず、iDeCoはNISA・積立NISAと併用が可能となっています。
iDeCoはめちゃくちゃ得
さて現役サラリーマンが非課税制度を利用するならどれを選ぶべきなのでしょうか?!
この中で注目してもらいたいのはiDeCo!!個人型確定拠出型年金です!!
拠出した金額から所得税・住民税の控除を受けられるという事ですね。
掛け金が全額所得控除を受けられるという事ですね。
そう、お気付きの方はこの制度がめちゃくちゃ得だという事にピンとこたれたのではないでしょうか?!
例えば年収400万円の方は所得税率が20%、住民税が10%となります。
さて毎月12,000万円で年間144,000円の積み立てをした場合、いくらの減税になるのでしょうか?!
掛け金が全額所得控除になりますので…
144,000×(所得税20%+住民税10%)=43,200円もの節税となるのですね。
掛け金144,000円で43,200円の軽減額を受ける事ができ、むちゃくちゃ得ですよね…。
軽減できたお金を積立NISAにまわすなどすれば、さらに加速度的にお金は増えていく事になります。
信託報酬が0.数%だから高いのどうのこうの言っているレベルではない事が理解していただけるかと思います。
iDeCoは個人型確定拠出年金なので、単に運用益が非課税になるだけではなく掛金を所得控除できるというおそろしくお得な制度です。
所得税を支払っている多くの方にとって絶大なメリットがありますので、利用できるものは利用した方がお得といえるでしょう。
SBI証券などのネット証券会社でもiDeCoの利用申し込みはできます。
またネット証券会社では信託報酬の安い投資信託にラインナップも豊富ですので、節税をしながら将来の年金を蓄えるのにうってつけではないでしょうか?!
NISA・積立NISAも利用しよう
NISAと積立NISAは併用ができません。利用するならどちらかを選ぶ必要があります。
インデックスファンドなどで長期投資を目指す場合は積立NISAがおすすめです。
非課税期間も20年と非常に長く、これから資産形成を目指す方にうってつけですね。
一方、個別株などで大きなキャピタルゲインを狙う場合はNISAがおすすめです。
個別株を非課税で買えるのはNISAだけですので、NISA口座では思い切ってキャピタルゲイン狙いで投資したいものです。
iDeCoで将来の個人年金を積み立てながら、残ったお金をNISAもしくは積立NISAで投資していくのがベストと言えるでしょう。
NISA・積立NISA・iDeCoをフル活用して少しでも支払い税金額を減らしていく事は…実質の運用利回りの向上にも繋がります。
私はさらにふるさと納税も組み合わせて「iDeCo+NISA+ふるさと納税」を使ってトリプルで節税しています。
国が非課税制度を設けてくれているのに、それを利用しない手はありません。非課税制度を上手に活用して!経済的自由への道をさらにブーストさせていきましょう♪
iDeCoやNISAで投資をするにしても、投資に対する知識は必要になってきます。
どんな運用商品に投資するのがもっとも期待率が高いのか?!
こちらのブログで分析もしていますのでぜひともご参照ください!!
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